【駐在生活の振り返り②】海外で暮らして広がった価値観 | ITエンジニア母と息子たちの日々

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小学校4年生と年長の男子2人を育てるフルタイムワーママです。ワーママ→タイ駐妻→再びワーママに。社会人13年目にして初めての転職。

こんにちはニコニコ

 

前回書いたタイ生活の振り返り記事。

→ 【駐在生活の振り返り①】タイに行って良かったこと

 

 

今日はその続き、

駐在に帯同してよかったと思う

一番の理由を書きたいと思います。

 

それは

 

外国に住む経験ができたこと

 

 

バンコクは、

日本食も揃っているし

住環境や医療も恵まれていて

 

「海外生活」というには

正直ちょっと甘いと

思われるところもあると思います。

 

 

それでも、

 

日本とは常識も習慣も

異なる国で生活することは

やはり日本で暮らすのとは

大きく違います。

 

 

例えばタイの方の性格。

 

よく言えば

寛容な方が多いのだけど

 

いろんなことに緩かったり

なかなか非を認めてくれなかったり

 

頭では分かっていたけれど

当初は戸惑うこともありました。

 

 

でも慣れてくると

だんだん馴染むもので

 

タイの方の緩さが心地よく

 

最初はえっ?と思うことも多かった

マイペンライ(※)」という言葉も

 

だんだんと

タイ人らしさが表れた素敵な言葉

だと思えるようになりました。

 

※大丈夫、の意味。

気にしないで、という意味で使われることもあれば

「まぁいっか!」というような意味合いのことも。

 

 

これはほんの一例で

 

異国で暮らすことで

日本の常識が当たり前ではない

ということを改めて学んだし

 

価値観に対する受容性

高くなったように感じます。

 

 

さらに、

今回のこのコロナ禍の中で

タイから日本へ引っ越した私は

 

渦中で

タイ政府の対応と

日本政府の対応を

それぞれ肌で感じることになり

 

その違いから

色んな考えを持ち

 

また併せて

タイの貧困層を取り巻く課題など

 

日本にいたら意識することが

なかったかもしれない問題にも

目を向けるきっかけとなりました。

 

 

こうして視野を広げることができたのは

「外国で暮らす」という経験のおかげだと

ありがたく思っています。

 

 

 

それからもう一つ、

海外生活で得られたのが

 

「外国人として暮らす」という視点。

 

 

当たり前ですが

タイでは私たちは外国人。

 

許可(ビザ)を得て、

タイに住まわせてもらっている立場。

 

「働けない」というのも

タイに住むためのルールを

守る必要があるがゆえです。

 

 

普段はふとした時に

自分が「外国人」であることを

意識する程度ですが

 

一番それを実感するのは

 

やはり有事のとき。

 

 

以前プーケット滞在中に

台風が接近したときも

 

そして何より今回、

コロナ禍の非常事態においても

 

自国にいる時のように

タイムリーに情報を得られない

 

もし何かあったときへの不安、

 

例えば医療費がどうなるのか

いまある保険で賄われるのか等

不安要素も多いです。

 

 

私はタイ文字が読めないので

 

英語のニュースサイトや

大使館からのメールを頼り

 

そして時には

タイ人の方から情報をもらい

 

情報収集していたのを思い出しますショボーン



今、私の住む地域には

比較的多くの外国人の方が

暮らしてらっしゃいます。

 

そんな彼らが

抱えているかもしれない苦労を

少しでも肌で感じることが出来た経験は

 

今後私が外国の方と関わる際に

きっと活かされるだろうと思います。

 

 

image

 

 

ここまで、

タイに行って良かった!

駐在帯同して良かった!

ということばかり書いてるけれど

 

だからと言って、

次回また駐在があった時に

帯同するかと言われると

 

正直それは分かりませんうーん

 

 

その時の

子ども達の学年や学校の状況、

私の仕事の状況など

 

いろんなことを考慮して

決めることになるのかなと。

 

だけどその時にもまた

今回の経験が役に立つだろうと思いますクローバー


 

貴重な経験の機会をくれた夫には

感謝しないといけませんねニコ

 

 

お読みいただきありがとうございました流れ星