日本のお医者さんから学ぶ「こどもの救急」 | ITエンジニア母と息子たちの日々

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小学校4年生と年長の男子2人を育てるフルタイムワーママです。ワーママ→タイ駐妻→再びワーママに。社会人13年目にして初めての転職。

こんにちはニコニコ

 

少し前になりますが、

バンコクのサミティベート病院で開かれた

 

みなみ先生の「こどもの救急」勉強会に

参加してきました。

 

南先生は、日本の病院から出向されて

サミティベート病院に駐在されている

お医者さんです。

 

 

勉強会は、

日本小児科学会が出している

「こどもの救急」という本に沿って進められ

 

・高熱、けいれん

・嘔吐下痢、便秘等の胃腸症状

・呼吸器系の症状

 

について、

それぞれ子どもに起こりうる症状や

どんなときに救急受診すべきかなど

お話いただきました。

 

 

 

 

正直、これらの話については

私はこれまでの育児経験の中で

聞いたことがある話が多かったです。

 

 

でもそれは、

私が5年間日本で育児をしていたからであって

 

集団検診や小児科を受診した際に

聞いたことがあるが多かったです。

 

タイで出産をし

タイで子育てをしている場合、

 

こういったお話が聞ける機会というのは

非常に貴重だなと感じました。

 

 

 

ほかには、タイならではの

蚊が媒介する病気のお話や

 

PM2.5の体への影響について

お話してくださったり

 

私が一番気になっていた

タイと日本の医療の違いについても

少しお話を聞くことが出来ました。

 

 

 

例えば、高熱への対応。

 

タイの病院では38℃を超えると

すぐ解熱剤を飲まされることが多いです。

 

他にも体を拭いたり、

とにかく熱を下げようとします。

 

でも、日本の小児科や

今回の先生のお話では

 

高熱でもぐったりしていなければ

解熱剤は必要ないとされています。

 

ずいぶん違いますよねあせる

 

これについては、日本の考え方が

世界的な標準に近いとのことで

サミティベート病院でもそのような考え方を

いま、知ってもらっているところだそう。

 

 

これとは逆に、

日本の病院よりタイの病院の対応の方が

世界の標準に近いケースもあり、

 

タイと日本の病院の対応が違うからと言って

必ずしも日本の方法が正しいとは限らない

 

と知り、とても勉強になりました。

 

 

 

南先生が現在、

サミティベート病院でされているのは

 

日本式医療サービスを伝えること。

 

 

今季の日本人会の会誌に

先生の記事が掲載されているのですが、

 

タイで暮らしてみて感じたことや

 

実際にタイの医療現場に入って実感された

日本とタイの医療サービスの違いについて

書かれていて

 

とても興味深く拝読しました。

 

 

私たちのようなタイに住む日本人が

タイで受ける医療がよりよいものとなるよう

様々な取り組みをしてくださっていて

 

本当にありがたいなと思いますお願い

 

 

みなみ先生の「こどもの救急」勉強会は

11月、12月にも開催される予定です。

 

興味のある方は是非参加してみてください👨‍⚕️

 


 

お読みいただきありがとうございました流れ星