梅雨の季節でせっかくの日曜日なのに予定が狂い、読書でもしてみた。読んだ本は「モチベーション3.0」

この本はダニエルピンクというアメリカのジャーナリストが書いた本だが本職は色々だ。

もともとスピーチライターをしていて、ゴア元副大統領のスピーチライターもしていたとか。

そんな彼の本を翻訳したのが日本で一番有名なコンサルタント 大前研一さんだ。だから日本でも話題になった。

この本ではヒトは働く際のモチベーションは交換条件に基づくものではないと説く。つまりこれまでのようにお金で釣る方法ではヒトはモチベーションを向上させることは出来ず、以下3つの要素がモチベーションを引き出すと説く。

①自律性

②マスタリー(熟達)

③目的


まあ確かに指図されず働くのはイヤですし、出来るだけ自分でコントロールしたいです。

スポーツなんかやっているとマスターしたい、という気持ちで苦しいことも続けることが出来ます。

社会をより良くするみたいな目的があるから長時間でも働けます。

ちなみにこの本では給料といった報酬を否定していません。むしろ報酬は平均より高くすることを説いてます。給料が高いとお金を気にせず仕事に集中できるからだそう。これって大企業などでは使える理論だが・・・ってな感じもありますが。



2010年に出版され今頃読むのもなんなんですが、特に目新しいことはなく、自己啓発本コーナーに行けば色んな著者で記されていることなんだろうなと思います。(特にリクルート出身者が書いてそう・・・)


ただ翻訳が大前さんですし、読みやすいので比較的話題にもなりました。

以前紹介しましたリチャード・シェル著「ウォートン・スクールの本当の成功の授業」でも引用されてます。


ここから私がテーマにしている組織プラトーと絡めるなら、つまり役職がつかなくても、出世できなくても

自律性、マスタリー、目的の3つのドライブでモチベーションを高める必要があり、企業側も取り組むべきということでしょう。

これらのドライブがないからこそプラトー状態なんだとも思われますが、その状態から抜け出すことを考えるならこの3つのドライブを自分の内なるものから引き出すべきです。


企業側もプラトーな従業員へそれなりの環境を整える必要があります。特に企業として出来ると思うのはマスタリーと目的のドライブを引き出すことです。ここを研修で引き出すサポートが出来るはずです。


リクルートワークス研究所の調査では自分の仕事が専門性に繋がっていないと感じている従業員はモチベーションが下がることがわかっています。これはマスタリーへの研修が必要です。

同調査では仕事のやりがいが低いことがモチベーション低下に繋がっていることも明らかにされました。

上記結果から企業の目的とは何か。意義は何か、を伝えるという取り組みが出来るはず。

モチベーションが低い状態を維持され続けられて困るのは企業。だからこそ彼らのモチベーション向上は必要不可欠です。


以上ここまで。