本ブログでは最近ニュースで日々目・耳にする感染症の話題を取り上げましたが、4年前に勃発した新型コロナウイルス・パンデミックで経験から、感染症の原因である微生物(細菌・ウイルス)は目に見えない存在なだけに、我々を疑心暗鬼に陥れる恐ろしい存在と誰もが認識したはずです。。
あの前代未聞の恐ろしい事態から今年で4年が経過し、ようやくパンデミック以前の日常が戻ったと胸をなで下ろしていたと思いきや、今度は本ブログで記載したような感染症が次から次へと出現し、その中には常在菌であるはずの”溶連菌”が突如暴君のように暴れ出し、”人食いバクテリア(劇症型溶血性レンサ球菌感染症)”と呼ばれる恐ろしい病状を巻き起こして世間を震撼させています。。
特に本感染症が何故か日本で急増しているせいで、その悪影響は僕のクリニックを訪れる”インバウンド”患者さんたちにも伝播し、日本で治療を受ける際、この細菌に感染しないか心配し始めており、勿論、感染症対策に重点を置いてた医療行為中、決してそのような感染症は起こりませんが、目に見えない存在の微生物の猛威に対して、今後人類が一丸となって対峙する時が来たとも言えるでしょう。。