本ブログは前回シリーズに続き”うつ病”を取り上げ、その症状・原因・治療について詳しく述べましたが、本疾患は決して看過出来ず、何故なら一度この病気に罹ると必ずしも自然回復するとは限らず、そのまま放置すると次第に症状は悪化することもあり、その結果自殺など最悪な結果をもたらす恐れもあるからです。。

 

なので本人が自覚症状として抑うつ状態を感知せず、むしろ周囲の家族・職場の仲間たちが本人の異変に気付いた場合には、本人に心の病に罹っている事実をそれとなく知らせつつ、迅速に専門医を受診するよう促し、必要であれ薬物治療などしかるべき処置を取るのが肝心とされます。

 

本ブログにあるように、”うつ病”はすっかりありふれた病気となり、生涯で本疾患に罹る確率は20%近いとされ、最新の調査では中国に続き日本の患者数は500万人余り(人口比率で4%)と増加の一途を辿っているらしく、僕が副業として行っている産業医での現在メインテーマは”適応障害”や”抑うつ状態”など”メンタルヘルス”であり、これらのメンタル疾患を如何に抑制するかが現代社会(医療)の重大責務の1つとなりつつあります。。