前回ブログでは、僕が昨年の大怪我で失った体力を必死に取り戻そうと急にトレーニングしているせいか、夜は疲労困憊なのでその時間をテレビ視聴に費やしているうちにアラスカ・サバイバル番組にすっかりハマってしまったことを語りました(^_^;)
さらにその内容や撮影手法がとても洗練されており、曲がりなりにもときどきYouTube配信している僕にとって、”まさに目から鱗”のように大変勉強になるのと、現在の仕事を退いたあかつきには、故郷の北海道で少しでもこれと似たような生活が出来たらとも思い、夢中になって視聴しています。
さて今回は一年の殆どが氷点下のアラスカで、何故彼女・彼らが敢えてこの過酷な生活を選択したか?について考察しますが、彼女・彼らは決して対人コミュニケーションが苦手な所謂”世捨て人たち”でなく、つまり、人を避けて殆ど人の存在しないアラスカにやってきた訳ではなさそうです。
実際彼女・彼らの言動を観察していても、優れた人間性・コミュニケーション能力を有するのが手に取るように分かるし、登場人物の女性曰く「人間と関わるのが決して嫌ではないけど、暮らすのは1人が気楽で心地良いのでこの生活を選択した」とのことです。
実は僕も彼女の気持ちがなんとなく分かり、他人と関われば多かれ少なかれ何らかのストレスを感じるし、もしそれを100%遮断したければ孤独に生きるしかなく、勿論、多くの人は孤独がとても辛いのでその選択はしませんが、孤独さえ苦にならなければ他人と関わらない生活にも価値アリと感じるからです(^_^;)
さて僕は本ブログで”人生の目的?”について度々語ってきましたが、それをここで単刀直入に述べると、ダラダラと時間浪費する代わりに日々をいかに充実して生きるかで、マハトマ・ガンジーはそれを“明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学びなさい“と述べています。
アラスカでは、まさにこのガンジーの言葉通りの生活を強いられ、暇を持て余す余裕などは一切なく、生活に必要な全ての糧を自ら獲得せねばならず、僕が関心したのは登場人物が皆自分で家を建築したり、壊れたスノーモービルを修理できるマルチタレントを備えていることです。
僕がもしアラスカの大自然の中に今放り出されたら、寒さを凌ぐシェルターも作れず、暖を取る火を発すことも出来ず、ましてや毒草・キノコの区別も全く付けられなので、すぐに凍死・餓死・野垂れ死するでしょう(゜◇゜)ガーン
そう考えると、自分を過酷な環境に追い込んでこそサバイバル能力を習得出来るのでしょうし、そうやって自分でモノを作ったり食べ物を獲得したほうが、現代人の多くがお金で簡単モノを得るより遥かに強い達成感・充実感・喜びを感じるはずで、その魅力の虜になったからこそ彼女・彼らはこの生活を選択したのでしょう(^_^)
ただこのサバイバル生活での唯一の欠点は、他人に何かを施してこそ生まれる”感謝”など強いポジティブエネルギーが得られにくく、せっかくの”マルチタレント”も自分だけで使い続けても”唯我独尊”に完結する恐れがあることで、きっとその能力・知識は他人に伝授してこそ真価を発揮するのはずです。
現在僕は、常に人と関わる医療ビジネスに”ドップリ”と浸かっていますが、それはそれで良いエネルギーが産まれやすく強いやり甲斐を感じますが、もし大自然に放り出されたら全く何も出来ない弱者に過ぎないので、今後の課題はサバイバル能力を獲得出来る何らかの方策を見つけたいと思っています(^0^;)