全国共通大学テストは日本の将来を担う若者たちの知的レベルを測り、有能な学生たちを選別するのに重要な試験で、僕も高校卒業時にこの試験を受けて国立大学へ進学しましたが、何故か突然この試験が気になり、取りあえず今でもある程度点数が取れそうな国語と英語試験に挑戦してみました(^0^;)

 

と言うのも、数学、国語、英語、社会、理科の5つの試験科目の中で、国語は常識である程度解けはずだし、英語は昔から一番得意だったのと、今もネットフィリックスを英語で聞いたり英語論文を執筆しているので、高得点が取れるだろうと思ったからです(^_^)

 

国語・英語両試験とも今も昔同様200点満点・制限時間80分でしたが、両試験を実際にやってみて驚いたのは、40年近く前に僕が受験た当時と試験問題の傾向が大幅に変わっていたことで、特に国語は現代国語が100点、古文・漢文100点と古文・漢文の比重が大変高くなっていました。。

 

何故なら昔は現代国語が150点、古文・漢文が50点だったので、古文・漢文があまり得意じゃなくてもそれなりに点数出来たのに、今の国語試験では古文漢文をよほどしっかり勉強しないと決して高得点出来なくなっていたからです(゜◇゜)ガーン

 

そして僕の国語試験結果は、やはり殆ど文章内容が分からず当てずっぽうで解いた古文・漢文で大きく点数を落とし、現代分はそれなりに正解出来たものの97/200点しか得点できず、それなりのショックを受けました。。(>_<)(因みに国語の全国平均は111点だそうです。。)

 

一方、英語はさすがにスラスラ解け、得点は190/200点(全国平均121点)と十分満足出来る結果で、英語は普段から親しんでいると英語受験にも十分通用すると証明されましたが、やはり英語試験も昔とは様変わりしており、昔は読解(リーディング)と単語・文法で200点だったのに、現在は読解が100点、リスニングが100点と英語・総合力が問われる内容でした。

 

それにしても久しぶりの本格的試験チャレンジですが、試験制限時間の80分はあっという間に経過し、国語も英語も決して時間的余裕はなくギリギリ滑り込みセーフで終了しましたが、率直な感想ですが、僕が受けた頃と比べて明らかに違ったのは、暗記問題から思考・集中力が問われる問題になっていたことです。。

 

たとえば英語試験ですが、出てくる単語は平均的高校生であれば誰でも知っている平易なものばかりですが、読んだり聞いたりする文章内容が膨大で、それは英語力というよりもむしろ、我々日本人には暗号のような英語を短時間で理解・分析・判断する脳機能・総合力が問われ、以前のように英単語暗記等では全く通用しなくなっていました。。

 

国語試験も同様で、昔は漢字の読み書きみたいな問題も多々ありましたがそういった暗記問題は現在ほぼ皆無で、その代わり読解・思考力が問われる、つまり長文を読みそれを即座に理解し重要ポイントが何処かを見極める能力が問われるのです(O_O)

 

最後に本試験を受けた僕の感想ですが、この問題を作った大学教授陣は大変”スマート(賢い)!”で、大学入試目的でなくてもこの試験に挑戦する価値が十分にあると思ったのと、大学試験問題が進化しレベルアップしている事実は、それを受ける若者たちの知的レベルもアップしている朗報でした\(^o^)/

 

大学共通テスト挑戦は、我々中高年世代にとっても自らの能(脳)力を知ったり、認知症予防にもチャレンジする価値は十分にありそうなので、次も50%くらい点数が取れそうな地理・倫理社会・生物をやってみて、最後にあまり自信のない物理・化学・数学もやってみようかな?と思っています(^_^;