ついこないだ(僕の印象では10年くらい前)まで、一般会社員は60歳定年退職なので、その後は老人の仲間入りとされ、例えば僕のクリニックにいらした60歳の謙虚な男性は治療を受けるにあたり「僕は60歳なので今更治療を受けても遅く、良い結果がでないのでは?」と心配していました。。

 

当時40代前半だった僕は「確かに○○さんは、この治療を受ける方々の中で年齢は高めですが、だから治療結果が劣るわけではありませのでご安心下さい」と説明して治療を行い、その方は当クリニック代表的モデル患者さんでしたが、十分良好な結果が得られたので、その写真を見たお客さんたちは「へー、60歳でも良い結果が出るんだ。。」と驚いたものです(O_O)

 

それから長い月日が経過し、いつの間にか50代中半に差し掛かった僕が60歳に近づき、”え、、ついに僕も高齢者の仲間入り”とそれなりにショックを受けていますが、最近の人たち、特にクリニックの客様たちを観察すると、10年前の60代とは明らかに変化していて、”老人”と呼ぶには相応しくないほどの若さを維持したままの人たちが増えています。

 

例えば先日いらした57歳女性ですが、彼女は適切なメインテナンスをしているとみえて大変お綺麗でしたが、なんと彼女には一歳になったばかりの赤ちゃんがいるというので、詳しく彼女の話を聞いてみました。

 

すると彼女は30年前にご自分の卵子を凍結保存し、その卵子を56歳になった昨年人工授精させてお子さんを授かったと仰るので、僕は彼女に「代理出産(自分の代わりに妊娠)する女性は、日本でも簡単に見つかるのでしょうか?」と尋ねたところ、彼女は「いいえ、自分で妊娠して出産しました」と当然のような顔で答えたので僕はまたまた”ギョッ”としました(゜◇゜)ガーン

 

とうのも57歳の女性は随分前に閉経していて、妊娠を維持する子宮・女性ホルモン機能が存在しないと僕は思っていたのでそれについて尋ねると「勿論、ホルモン補充治療等は行いますが、体外受精後の卵子を子宮に戻すと、子宮は機能し始め女性ホルモンも分泌し始めるんです」と答えるので、僕は人間の秘めた機能について改めて驚かされました。。

 

続けて彼女は「代理出産だと法的には養子になるので、どうしても自分で産みたかったんです。。」というので、僕は「ご自分で出産されたとは大変驚きですが、特に問題ありませんでしたか?」と尋ねると、「途中まで自然分娩で赤ちゃんの頭まで出たんですけど。。その後は安全最優先で帝王切開で出産しました。」とそのことを悔しがっていました。

 

その後彼女は「というわけで先生、この子が20歳になるまで健康かつ綺麗でいなきゃいけないのでよろしくお願いします。」と言うので、僕はあっけにとられながら「はい!美容医療は、まさに○○さんのような方のために存在すると改めて思いました!」と答えました。

 

さらに先日クリニックを訪れた30代後半男性ですが、彼は元々颯爽としていて特段美容治療は必要なさそうですが彼曰く「先生、僕は”不老不死”を考えてるので、今から出来ることをやっておきたいんです」と(O_O)

 

このお二方のみならず、60代でも全くご老人の雰囲気を感じさせない人たち、40代の人たちと同様治療を受け、その結果に大喜びしする80代中半の男性などなど、明らかにこの10年で従来の年齢枠に捕らわれない人たちが増えているので、今後そういった”新人類的?”な人たちに注目たいと思います^_^;