前回ブログでは、現在新型コロナ・ウイルスによる海外渡航が厳しく制限されているにもかかわらず、中国側の要請で上海渡航への準備を整えながら、その高い敷居を乗り越えて上海まで漕ぎ着けたことまで伝えました(^_^;
ところで今回搭乗したのは中国東方航空便でしたが、現在中国行き便数が限られているとはいえ乗客150人余りのこの中型機・機内はほぼ満席で、こんな状況でも中国へ旅立つ人たちが沢山いることに驚かされました(O_O)
搭乗後もっと驚かされたのは、機内にいるCA(キャビンアテンダント・客室乗務員)たちがまるで映画”アウトブレイク(感染大流行)”に出演しているように、頭から足まで真っ白い完全防護服をスッポリと被り、目元にはゴーグル口には高性能マスクをしていたことです(゜◇゜)ガーン
正直現在の感染状況は日本・上海ともに収束に向かいつつあり、特に上海はここ最近感染者は”ほぼゼロ”ので、ここまで感染防御を徹底しなくても?とか、中国はパンデミックに過剰反応しすぎ?と思わずCAたちの格好が滑稽にみえました(^_^;
さて成田ー上海までの空の旅は、3時間弱と国内線と大差なく時差もないので肉体的には楽ですが、到着後真っ先にかつて経験したことのない隔離が待ち受けていましたが、この航空機が上海浦東空港に完全停止し15分ほど機内で待たされた後乗客は次々と降機させられ、完全防護服を着た空港係員によるPCR検査が行われました。。
皆さんも一度はPCR検査を受けたかもしれませんが、綿棒を両鼻腔奥深くに突っ込み、そこで数秒ほど維持し引き抜く粗い操作なので、鼻奥が痛くてクシャミや涙が出るなどそれなりに苦痛を感じていると、今度は別綿棒を喉奥に突っ込まれ、”ゲッ”と吐き気を催す辛い検査でした(>_<)(>_<)
PCR検査後入国管理チェックを受け、さらに”預け荷物”を受け取るのに30分以上待たされた途端僕はかなり疲労を感じましたがこれで手続き終了ではなく、今度は空港隣接の地下鉄・バス乗り場(コンコース)に連れて行かれ、こここそが隔離ホテルへの振り分け場所だったのです(O_O)
ここでは、それぞれの隔離ホテルへ向かう多くの旅行客たちが順番待ちをしていましたが、僕たちは何故か最後尾に廻されたのですが、今回同行の中国人スタッフによると、日本人を含む外国人たち同じ隔離ホテルへ向かうので後回しにされたとのこと。。
隔離ホテル・振り分けに1時間以上待たされ、パンデミック下での海外旅行がいかに困難なものか思い知りましたが、ようやく僕たちが隔離ホテルに向かう時間が来たようでバスに乗せられましたが、この時点でもそこがどこか分からず不安のままでした(>_<)
到着空港から30分ほど走った後僕たちのバスは突如停止したので、僕は車窓から様子を伺うとそこには”NOVOTEL”という看板が掲げられており、内心”このホテルは外資系だから安心だ〜!”と胸をなで下ろしました(^_^)