新型コロナウイルスに振り回された一年がもう少しで終わろうとしていますが、今日ヤフーニュースに”オリンピック開催悲観論”が掲載されており、それを読むと出場選手たちには気の毒だけれど現実的には開催が極めて難しいという内容で、僕もそれは当然と考えます。。

 

と言うのも、年が明ければ半年余り先に迫った五輪開催には現状が悪過ぎるし、日本国民も不安と心配が大きくその大半がオリンピック開催に賛同していないこと、そしてこのままだとオリンピックで最も重要視される選手達の公平性そのものが著しく損なう恐れがあるからだそうです(>_<)

 

国際オリンピック委員会(IOC)によると、いまだに五輪代表選手は半分も決まっていなし、代表選手予選大会の開催すらで延期されている状況でたとえ最終的に代表選手が決まっても本番に向けた準備が充分に出来ず、本大会でも充分に力が発揮出来ないでしょう。。

 

そして4年に一度のスポーツ祭典であるオリンピックの参加選手達は、自国への威信をかけベストパフォーマンスで望む責務を背負っており、そのためには数年をかけて周到な準備をしなければならないはずです。

 

例えばマラソン競技で選手達は大会当日に一番良いコンデションを作る必要があり、過度な練習で筋肉疲労が溜まっていてもNGですが、逆に筋肉疲労解消のためにに休息し過ぎると今度は心肺能力が低下するのでその調整は極めてデリケートといわれ、このような状況ではとても調整が出来ません。。

 

実は今年開催予定だった東京オリンピック出場予定のモンゴルマラソン代表選手たちは今年初め既に日本にやって来て大会本番までトレーニング継続する予定だっそうですが、それはベストコンデションで走るには日本の環境・気候に馴れる必要があるからです。

 

そして世界トップクラスのマラソン選手達は、万が一何らかの理由で1週間走れなかったとすれば、それまで積み上げた3ヶ月以上のトレーニング効果が台無しになり、また一から積み上げねばならないのだそうです(゜◇゜)ガーン

 

それはマラソン競技のみならずどの競技も同様で、大会本番まで半年余りに迫っているにもかかわらず、日本来日もままならない状況でベストパフォーマンスを発揮出来るはずがなく、もし仮に東京オリンピックが開催されたとしても、所謂”エキシビションシ”(記録を狙わない公開演技)的大会にせざるを得ないでしょう。。

 

では東京オリンピック開催が大変厳しい現状にも関わらず、現段階で中止と言わないのは国際オリンピック委員会(IOC)の懐事情に大きく関与するようで、というのも今から1年余り後の2022年初頭には北京冬季オリンピック開催が迫っており、実は北京冬季オリンピック開催すらコロナ禍の悪影響で開催が危ぶまれているのが実情らしいのです。。

 

そして今東京オリンピック中止宣言すれば、その煽りで北京冬季オリンピック中止の世論まで一気に高まってしまう恐れがあり、そうなると国際オリンピック委員会(IOC)の主な収入源である広告スポンサーが東京・北京オリンピック双方から離脱し思うような収益が得られなくなるため、東京オリンピックもギリギリまで開催するフリせざるを得なというのが現状のようです(・o・)

 

多分年明けしばらくししてから東京オリンピック開催中止の公式発表があり、東京オリンピックは史上初の”幻のオリンピック”として人々の記憶に残るでしょうが、それも新型コロナウイルスとう全体未聞の脅威に世界が覆われている状況では致し方ないでしょう(v_v)