低温と低湿度で活性化する新型コロナ・ウイルスは現在北海道・大阪で猛威を振るい続けており、これらの地域では医療が逼迫、特に看護師さんなど医療現場で実働する人員が不足が深刻化したので、遂に自衛隊医療チームが北海道・旭川市に派遣されました。。
この一年、地球上で暮らす多くの人々に多大な影響を及ぼした新型コロナウイルスですが、このウイルスが発症したとされる中国・武漢はすっかり収束し、武漢のみならず中国の多くの都市で人々はマスクも着用しない通常生活に戻っているのです(・o・)
現在の中国の様子については、先日クリニックを訪れた日本に長く暮らす中国人のお客さんから聞きましたが、今年1月に勃発したこの問題も半年足らずで収束しましたが、日本はもうすぐこのウイルス勃発から一年近く経過するのに、いまだ収束しないどころかむしろその勢いが増している最中で、再び緊急事態宣言すら出しかねない緊迫した状況に陥っています(>_<)
そこでこのお客さんに、何故中国でこの問題を早期解決出来たか尋ねると、新型コロナ・ウイルスが拡散し武漢で医療逼迫し始めたとき、中国政府はあっという間に簡易病院を建設し、そこで働くスタッフ(医師・看護師)も全国から招致、その病院を迅速に可動させて徹底的に対策したからだそうです。
このような中国政府の迅速な対応こそが本感染症の早期収束への鍵となったようで、実はこの中国人お客様は中国・大連出身ですが、当時その知人の1人が看護師としてこの武漢の簡易病院に派遣されたようですが、その際、大連での看護師招致が次のように行われたと語ってくれました。
中国政府役人が大連で集められた看護師さんたちの面前で「武漢の新型コロナウイルス簡易病院で看護師の緊急要請がありますが、もしその要請に応じられない者がいれば直ちに挙手をお願いします!」と言いましたが、その後誰1人挙手しなかったようです(O_O)
それは集団を重んじる共産党が牛耳る中国で、もしその場で挙手しなければ、すなわち共産党の要請を断れば、その後何らかの制裁を受ける可能性が高いため、たとえその要請を断りたくても断れなかったとうのが本音でしょう。。
もしこれを日本政府が行ったとすれば、日本政府は看護師さんたちに「武漢病院で看護師さんが必要ですが、○○条件で行って頂ける方はいらっしゃいますか?」と尋ね、もしその条件が気に入らなければ看護師さんたちはその申し出を断ったはずです。。
そしてクリニックを訪れたこの中国人のお客さんが最後に付け加えて言ったのが「中国政府は物事を人民と相談するのではなく、”命令”するのです」で、このような中国政府の強力な統制力が本パンデミックをいち早く収束させたので、それはそれで高く評価出来ると思います。
そして中国政府が今やろうとしているのは、独自開発中ワクチンを早急に完成させそれを全国民に接種し、新型コロナ・ウイルスを永久解決させることでしょうが、すでに英国で始まったワクチン接種は、もうすぐ中国でも始まるはずです。
ワクチン接種が始まればこのパンデミックは新たな段階に入るわけで、このワクチンが功を奏するか・そうではないかは人類の”運命の分かれ道”となり得るので、今後さらにこの問題を注視してゆきたいと思います。。