前回ブログで僕は古き良き時代を描いた”サザエさん”が今でも人気であること、かつてクリニックでは20代前半の若い従業員を雇っていたものの、現在は”サザエさん”家族のようになっていることを述べました。

 

実際、今の従業員は年齢層が20歳~70歳と幅広く、その平均年齢は42歳と以前クリニック平均年齢が28歳だったのに比べて随分と年齢上昇しました。。(^_^;

 

”サザエさん”人気にもう一度話を戻すと、サザエさんの家族がおじいちゃん・おばあちゃんを筆頭に”タラちゃん”と呼ばれる幼児まで様々な年代層から成り、日常生活内で豊かなバリエーションに富んでいるからだと述べました。

 

昔僕のクリニックは20代半ば女性で固められていましたが、どうしても同年代の従業員(彼女たち)は徒党を成してしまうので、僕1人だけ取り残されてしまいがちとなり寂しい思いをする事が少なくありませんでした(v_v)

 

ところが現状のようにクリニック・メンバーの年齢層の幅が広がり”サザエさん”的になると、同年齢層が群れを作れないので僕が1人取り残されることもなくなったことや、それぞれの年代のスタッフがその年齢に見合った役割をこなせるので仕事上のバランスも良くなりました(^-^)

 

これまで特に若い女性スタッフとは仕事合間にストレス発散におしゃべりをする際も、

所謂パワハラ・セクハラに勘違いされないよう、あまりプライベートなことを聞いたり言ったりも出来ず、それなりに気を遣わねばなりませんでした。。

 

ところが、現在僕の歳に近い女性スタッフはまるで学生時代の同級生のように思え、20代のスタッフほど気を遣わずに簡単にものを頼めるのでその分ストレスが緩和され、これもまた”サザエさん”的従業員の価値だと気づきました(^^)

 

そもそもつい日本の家族はずーっと3世代同居、つまり”サザエさん家庭”が当たり前だったのに、戦後何故か”核家族”と呼ばれる親子2世代家族へと様変わりしたことで、我々は心の何処かで”虚無感・寂しさ”を感じているかもしれません。。

 

クリニックで僕はスタッフたちと1日9時間、週5日間顔をつきあわせながら、家族よりもむしろ長く濃い時間を過ごすので、三世代家族的メンバーのほうが上記の如く楽しく明るく仕事出来ることに気づいたのです。

 

さて当クリニックメンバーを”サザエさん”の誰かに置き換えると、僕は自分でも”カツオ”と呼ばれるサザエさんの息子だろうと思っていたら、スタッフ全員一致でやはり僕は”カツオ”でした!(笑)

image