今回は最近気付いたややスピリチュアル系話題を取り上げようとしていた途端、全く別の話題が浮かんできたので、それについて述べたいと思い、スピリチュアル系の内容はまた別の機会に触れたいと思います(^_^;

 

早速その内容ですが、一般会話内で持ち出すべきでない話題とは宗教・政治・性的な話とされ、特に米国などではたとえ親しい友人とでも上記話題を語らないのがマナーで、何故なら一旦そういう話題が取り沙汰されると、信念がしっかりした米国人たちは後に引けなくなり論争が始まるからです(>_<)

 

僕の米国留学中、実はそういった場面に出くわしたことがあり、それは僕があるホームパーティーに参加していたとき、そこに何故か60歳代の理科系インテリ科学者さんと体に入れ墨の入ったヒッピー系若者も招かれていて、お互いの自己紹介後ワインか何かを飲んでいた際に始まったのです。。

 

すでに25年以上前の話なのでその詳細は定かでありませんが、その理系科学者さんはクリスチャン、一方のヒッピー系若者は典型的な無神論者で、宴もたけなわの頃、突然宗教の話題が持ち上がり、人類創世が話題となりました(O_O)

 

その理系科学さん曰く「私は自分の仕事(研究生活)上、生物進化についてもかなり詳しいですが、”ダーウインの進化論”は誤りだと断言します。そして人間は神の子であり、ダーウイン進化論による人が猿から進化したなどというのは真っ赤な嘘」とキッパリ言い切りました。

 

因みに”ダーウインの進化論”とは、”生物の種は原始生物から環境に応じて自然淘汰しながら進化してきた結果であり、人間もその昔は猿から進化した”とする論理です。

 

その理系科学者さんの上記発言直後、今度はヒッピー系若者が「それは違うと思います。あくまで生物は進化過程で創世されたのであり、人間も猿から進化したはずです。」と真っ向から反発しました。

 

このやり取りを同じ席で傍観していた僕は、内心”あれ?科学者である理系科学者さんこそ”ダーウインの進化論”を語るべきでなのでは?、そして”科学のイロハ”を知らないヒッピー系若者が、むしろスピリチュアル(宗教)や神の存在を信じるべきでは?とその真逆の信念を不思議に思いました(?_?)

というのもその学問上、科学者は論理的根拠を重視するので、神よりもむしろ生物進化論を信じていると僕は思ったのですが、この理系科学者さんにとって宗教は科学的根拠より崇高なようで

その後この2人は自らの持論を展開しながらお互い一歩も譲らず、僕は固唾を呑みながらその2人の討論を見守りました(O_O)

 

その後、このやり取りは時間が経過すればするほどさらに白熱し、お互いかなり感情的になり始め、全く解決の糸口が見つからない討論の場に居ながらその状況をたまりかねた同席者の1人が「まあまあ、この話題はそろそろ終わりにしましょう!!」と強く主張したのでなんとか終了しました(>_<)

 

もしあのまま討論が続いていたとしたら、多分2人は大喧嘩を始めていたかもしれず、それを思うとやはりタブーとされる宗教話は当然として主義主張が異なる政治話、そしてプライバシーに深く関わる性的話題は決して持ち出すべきでないと改めて思った次第です(^_^;