昨年末、新型コロナウイルスが突如勃発してから時は流れ続け、気がつくとすでに半年以上が経過し真夏の7月に突入しましたが、日本での感染はコントロール出来ているものの、世界的には依然パンデミックが継続し余談を許しません(>_<)

 

そして世界の新型コロナウイルス感染者は1000万人を、そして死者は50万人を越え、2,002年冬に中国南部で発生したSARS(感染者8,000人、死者774人)を遥かにしのぎ、現代を生きる我々の最大のピンチになっていると言っても過言ではないでしょう(O_O)

 

ただ不幸中の幸いにも東洋人、特に日本人のこの新型ウイルスの悪影響は他人種よりも圧倒的に弱く、我が国の累計感染者数は2万人弱、死者1,000人弱程度に収まっています。

 

この事実は日本人の免疫力が強く、正常機能している紛れもない証拠であり、それは先祖代々我々が培ってきた健康的な食事、規則正しい生活習慣が功を奏し、遺伝子上に強い免疫力がインプットされているからでしょう\(^O^)/

 

なので日本人はむやみやたらとこのウイルスを恐れる必要は無く、確かにこのウイルスの感染力は通常インフルエンザ・ウイルスよりやや強いものの、その毒性はインフルエンザと同等レベルかそれより弱いことが判明しています。

 

ただ上述の如く白色系人種を筆頭に、東洋人以外では感染力・毒性ともに人々を震撼させるほど強力なので、このウイルスの世界的規模での悪影響を類を見ない甚大なものとなっているし、いまだ感染の勢いは衰えることを知らないので、我々日本人もその渦中にすっかり巻き込まれている状態です(>_<)(>_<)

 

その証拠に毎年夏休みが迫るこの時期、通常だと海外旅行で一息つく人々も少なくありませんが、今年はいまだ殆どの国への渡航禁止状態が続き、夏休み海外旅行は現実的に不可能となっています(・o・)

 

さらにこの時期、人々は年末海外旅行の予約をし始めますが、多くの旅行会社で今だ一件の予約も入っておらず、このままパンデミックが拡大し続ければ年末海外旅行も不可能となるでしょう。

 

ではいつになったら海外旅行に行けるかと言うと、有効なワクチン・治療薬がある程度行き渡ってからというのが専門家の意見ですが、有効ワクチン開発には今後最低でも1年以上はかかるだろうし、それが一般的に行き渡るにはさらに長い年月が必要なので、”今後数年間、一般海外旅行は難しい。。”というのが現実的見解しょう(゜◇゜)ガーン

 

そういう観点から判断すると、来年延期となった東京オリンピックも、たとえこのウイルスが日本で収束しても、世界でパンデミックが拡大し続ける限り、残念ながらその開催は極めて困難でしょう。。

 

クリニックを訪れる患者さんたちから時折、「先生、いつになったら新型コロナウイルスは収束しますか??」と質問されますが、その際僕は「収束すると思っているんですか??」と答えると皆”キョトン”とした顔をして「え??」と驚くので、次回はこの続きを述べたいと思います(^_^;)