日本の定年退職制度を見ると、殆どの企業が現在60歳を退職年齢ですが、その歴史を振り返ると

1,950年に日本人の平均寿命は男58歳、女61.5歳、1,960年に男65.32歳、女70.19歳、1,970年には男69.31歳、女74.66歳、1,980年には男73.35歳、女78.76歳と順調に伸びましたが、それまで多くの企業の定年退職年齢は55歳でした。

 

ですが平均寿命の伸びとともに、1986年には60歳定年が企業の努力義務となり、1994年から60歳が日本の標準的な定年になりましたが、そう考えるとついこないだまで、50代中半の僕世代は、そろそろ定年を考える時期な訳で、それを思うと”え~もうはや定年なの??”と驚きを隠せません(O_O)(O_O)

 

その後も我が国の平均寿命は延び続け、下図の如く2018年の日本人の平均寿命が男81.3歳、女87.3歳と、1,980年より男女とも10歳近く寿命が延びたので、それに合わせて2,025年4月1日からは定年が65歳まで引き上げられる予定です。

 

それにしても僕みたいな”ワーカホリック”(仕事中毒、仕事していないと不安になる)タイプだと、60歳で無理やり定年退職になるとすればその後の暇な生活に耐えられないので、きっと今から定年後の働き口を見つけるために奔走しているでしょう(^_^;)

 

ところが人種が変われば考え方・価値観も”ガラッと変わり、以前にもこのブログで似た内容に触れましたが、米国ではむしろ勤労が罪悪と捉えられる面があって、その証拠にこの国では罪を犯した刑罰の代わりに一定期間”社会奉仕”を命じられことがあり、その間、嫌でも就労義務が生じるのです。

 

ですから米国人たちは、出来るだけ仕事をしないで済む、”楽チンな人生の獲得”を人生の目標としている場合が少なくなく、40代前半にEarly Retirment(早期退職)を実現してガッツポーズ!するのが成功者の証みたいな風潮があるのです(・o・)(・o・)

 

では、早期退職した米国人たちが何をしながら暮らしているかというと、旅行、ゴルフ、お酒、もう少しやる気ある人は、趣味と実益を兼ねてブドウ園やレストラン経営したりと、お金には困らない早期退職者たちは、要は”暇つぶし”をしながら残りの人生を過ごすわけです(^_^;)

 

そういった生活に退屈もせず、幸せに過ごせるのが白人たちの特性なので、”それはそれで凄いなぁ”と感心しますが、我々勤勉な日本人たちは、どうやらそれでは幸せを感じにくいのではないでしょうか?!

 

僕も典型的な日本人らしく、当然、仕事は”生活の糧”として行うのが大前提ですが、それと同様に仕事に高い価値があると思えるのは、仕事で誰かの役に立ててこそ人生の充実感・達成感が得られることなので、”たとえ生活するお金に不自由しなくても仕事は出来るだけ長く続けたい!と僕は考えています(^o^)

 

先日ラジオ番組で70代で今だ現役で仕事をしている男性が、10年以上前に定年退職した同僚たちの多くが暇を持て余しテレビをだらだら見て肥満となったり、昼間っからお酒ばかり飲んで体を壊したりと、”あまり宜しくない。。”と語っていました。。(>_<)

 

さらに、”定年退職者たちが定年後に最も喪失したものは?”という質問に皆が口を揃えたのが「仕事上での同僚たちとの交流と仕事から得られる充実感」でした。。

 

というわけで、どうやら我々日本人の価値観には”勤労が美徳”が存在すること、そして勤労中に育む友情、さらに仕事から充実した人生を獲得する人種なので、定年退職年齢引き上げが望まれるのでしょうね!(^o^)