先ほどニュースを観ていたら、最近上昇傾向だったニューヨーク・東京の株価が本日急落し、その原因はコロナ第二派の経済への悪影響の懸念が浮上したためらしく、その結果、売り注文があいついだとのことでした(>_<)


ですがこのことは、コロナ騒動で経済状況がこれほど悪化している最中株価上昇するのが異常で、その最たる理由はお金儲けを目論んでいる連中が一時的に株価上昇させ、本日のようにある程度上昇したところで一気に売りに転じ、利益獲得しているのが見え見えです。。


そしてこの株価下落の原因をコロナ第二波への懸念浮上と後付けしているのは、庶民を馬鹿にしてしているというか、逆に少し思考力のある方であれば、それが単なる屁理屈なのはすぐに気づくはずです。


というのもコロナ第二波の懸念は相当前から言われている既成事実であって、今更浮上ってどういうこと??と誰しもが思うはずだからです。。


そして昔から“火事場泥棒“とのことわざがあるように、今回の“コロナ禍“に漬け込んでまでもこうやってお金儲けに奔走する輩がいることを、僕は悲しいというか本当に残念だと思うのです(._.)


さて話は変わりますが、先日僕は夕食を作りながら暇つぶしに台所に置いてあるポータブルテレビのスイッチを付けると、ポリネシア・トンガ王国の離れ小島に住む1人の日本人女性が暮らす番組に目が止まりました。


彼女がトンガの離れ小島に暮らすようになったのは、日本で出会ったトンガ人ラグビー選手と結婚し2人の子供を作り、その男性の仕事上の都合で東北地方で暮らしていましたが、2011年の東日本大震災での被災を契機に男性の故郷・トンガへ移住したのとのことでした。


ところが彼女のご主人ですが、日本で活躍したラグビー選手は母国ではヒーローらしく、帰国した途端豹変し、お酒や女性問題が原因となって結局離婚、その後普通であれば日本人である妻は帰国するはずですが、彼女の場合、離婚後も2人の子供たちとこのトンガに残ることを決意したのです。。


その理由を現地取材のレポーターが尋ねると「子供たちに日本へ戻る話をしたら、この島の自然が好きだから日本に戻りたくないと泣かれたので島に残る決意をした」とのことでした。


その後この女性は、子供たちを育てながら自ら現地開拓をしてコテージを作り、そこから生業を得ていますが、当然日本で暮らすより遥かに貧しい生活を強いられているにも関わらず、この島で幸せに暮らす子供たちの笑顔を見る度に、この島に残って良かったと語っていました。


この番組に僕は何気に感動しましたが、それは彼女の子供たちが幼いながらも経済的に裕福な日本の生活ではなく、トンガの大自然のように決してお金では買えない“プライスレス“(極めて貴重)なものを本能的に見極め、選択したからです(o_o)


日本のような経済大国で暮らす我々は、経済的に豊かでさえあれば幸せだと思い込んでいますが、実はお金で得られるのは“モノ“でしかなく、我々に根源的な幸せを与える胸震える感動、止まって欲しいと願うほど貴重な時間、子供たちの心底からの笑顔、末長く続く命や健康など、どんなに大金を払っても決して買えないものにこそ本当の価値があることを、この番組は知らせてくれた気がするのです^ - ^