僕の記憶では高2で理系・文系選択を問われ、そのとき自分の人生、何を一生涯の仕事にするかの別れ道となった気がしますし、その際僕は文系より興味のあった理系を選択したことを憶えています(^_^;
特に僕が青春時代を過ごした1980~1990年代の日本は、科学技術立国として世界に誇る経済繁栄の中にいて、より理系科目が日の目を見る時代でしたが、ただ興味深いことに、当時の高校生たちは理系と文系ちょうど半々に分別され、例えば僕が所属していたサッカー部の友人達7~8名も調度理系・文系に半々に別れたし、それとは別ですが、興味深いことに大半の女子学生が文系選択していました(・o・)
当時理系選択すれば大学では医学・工学・理学など科学系科目進学となり、”そうなると専門的知識・技術を習得出来、将来の就職も有利では?”、逆に”文系では将来の就職が具体的にならないし、何を勉強すべきなかも漠然としている。。”と僕は考え、やや文系を軽視していた気がします(>_<)
その後僕は理系(医学)を学び現在開業医として働いているので、高校生時代の理系選択は正解だったと思っていますが、では現在理系能力を活かしているかといえば決してそうでなく、むしろ文系能力をより活用しているのです!
これをわかりやすく説明するのに”料理”を例に挙げると、”料理”を作る際、理系能力は包丁(道具)的役割で、文系能力はどんな料理を作るかの”レシピ”的役割で、つまり、どんな料理も適切なレシピ(文系能力)が無いと、包丁(理系)だけでは決して美味しい料理が作れないのと一緒です(>_<)
なのでクリニック経営を美しい音楽を奏でる”オーケストラ”を例に挙げて説明すると、”オーケストラ”の指揮者は文系能力、各々の楽器は理系能力であり、あくまで指揮者(文系)がオーケストラをコントロールして美しい音楽(仕事)を創出するのと一緒です。
僕のクリニックで最長勤務しているスタッフですが、彼女は女子大・英文科卒で、入職当初は医療業務に対応出来るか心配でしたが、彼女の語学能力・一般教養は患者さんとの良好コミュニケーション構築に大変役立っていますし、クリニックの財務・経営管理もより文系的素養が必要なので、文学部卒の彼女を雇用して大正解でした\(^O^)/
そもそも僕が考える動物と人間の違いは言語を操れるかどうかで、言語能力をいかに発達させられるかが人間的価値そのものを高めるのに大変重要であり、そのためには国語・歴史を学び、思考・考察能力を高めることが肝心で、この行為は理系だけを学んでいても到底不可能なはずです(×_×)
最近懸念されるのは、日本人が苦手な英語を理由に幼少期から英語(英会話)をより重点的に学ばせ、母国語(日本語)を軽視している風潮があることで、そうなると英語は話せても話す中身が空っぽな本末転倒な結果となりかねません(・o・)
英会話も所詮、単なる道具に過ぎず、それより遥かに重要なのは思考・考察能力で、そのためにはまずは母国語をしっかり学ぶ必要があるし、近い将来AI技術がさらに発達すれば、日本語・英語の瞬時適切通訳が可能となるでしょうから、英会話も今ほど重要ではなくなるでしょう(^_^;
最後に医師はその仕事を公表(論文執筆)する責務がありますが、この作業には文系的資質が必要なようで、僕の場合なかなか前進しませんが、それを成し遂げてこそより高い社会的評価が得られるので、なんとか貫徹したいと思っている最中です。。(^0^;)