コロナウイルスの猛威-3


コロナウイルスがブレイクアウト(勃発)してから既に1ヶ月以上が経過しましたが、残念ながらその勢いは留まるところを知らず、世界中に拡散し始めて様々な悪影響を及ぼし始めています(O_O)


例えば中国では多くの工場が営業停止中で、日本・ヨーロッパの企業への部品供給がストップした結果、日本・ヨーロッパでは最終的な工業製品を作れないため、深刻な経済的ダメージを受け始めているのです。。


また中国の工場では中東から大量の石油を輸入していますが、工場がストップしている間は石油消費も滞り始め石油が売れなくなり、その結果原油価格が低下して、中東の石油ビジネスも多大なダメージを受けていると言います。


このように現代社会は世界中が繋がっており、特に中国の影響が多大であることが今回のウイルス騒動で改めて顕在化しましたが、その中でも世界を震撼させたのが、横浜に寄港したクルーズ船“ダイアモンド・プリンセス”号の感染問題ではないでしょうか。。


僕が“ダイアモンド・プリンセス”号で特に気になったのが、ある感染症専門家が短時間、この船に乗船し、船内環境の実態を日本語のみならず、この医師が得意な英語にて全世界にYouTube・マスコミインタビューを使って発信したことです>_<


と言うのもその内容は、“ダイアモンド・プリンセス”号内では船内で感染者が続出したのは、清潔と不潔の区別が出来ていないなど、厚生労働省(日本政府)が感染予防対策の不備が原因だと言い切ったからです。。(O_O)


勿論、この医師の発信した内容には極めて信憑性がありますが、突如予期せぬ4,000人もが乗船した大型クルーズ船の感染症対策を、厚生労働省(日本政府)が限られた人員や装備で精一杯行なっているにも関わらず、その努力を全否定するコメントを世界発信したのはいかがなものかと僕は疑問を感じました。。


確かに船内の状況は、この感染症スペシャリストには許容出来ないレベルだったかもしれませんが、それを全世界に暴露すれば外国人たちがコロナウイルスに感染したのは、まるで日本政府に全責任があると誤解させたことになります。


彼の行為は、日本のイメージ低下をもたらす以外何も得られることはなく、同じ日本人として何故日本に不利にしかならないそのようなコメントを発したのか、僕には理解出来ません。。


この話を医学に当てはめると、例えば僕のクリニックにやって来たある患者さんが以前他院で行った治療に疑問があり、僕にセカンドオピニオンを求めた際、僕が敢えて事を荒立てるために、故意にその治療を“失敗”と言い切ったとすれば、たとえその治療が本当に失敗でなくても、患者さんは医療のプロである僕の見解を頭から信じ込むのと同様です。。


なので、医師たちは他の医師に明らかな否がある場合を除いて、同業者の悪口や誇張したネガティヴコメントは出来るだけ回避するのがルールなので、この医師の厚生労働省に対する完全否定コメントを知り僕は唖然としたのです。。


このように今回の騒動を通して様々なことが露見し始めていますが、人類はこのようなピンチをこれまでも経験してきたはずだし、今回も必ず克服できると信じており、その後人類はまた一歩賢く強くなると信じています。


コロナウイルス騒動に関しては、医療分野を専門にする僕としてもまた新着情報が入り次第更新してゆきたいと思います。