今年1月末に始まった中国旧正月(春節)に合わせて、中国武漢で発症した”コロナ・ウイルス”による新型肺炎が現在猛威を振るっており、それは全世界に波及し始め、目には見えない小さな生命体?(ウイルス)の恐ろしさに我々は戦々恐々としています(・o・)

 

既に日本でも数十名の感染者が出現していますが、今回の新型”コロナ・ウイルス”性肺炎は2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS: severe acute respiratory syndrome)より感染力は強いものの死亡率は低く、今のところ命に関わる重篤症状が続出しているわけでないのは、不幸中の幸いでしょう。。

 

このまま日本への影響も最小限かつ、そして世界的蔓延も迅速に収束してくれることをただただ祈るのみですが、”コロナ・ウイルス”性肺炎はワクチンやその特効薬がなく、我々は手洗い・うがい等で予防するしかないのが歯がゆい気がします(>_<)

 

また日本人のみならず、日本を訪れる中国人たちが感染予防のためのマスクを買い占めるせいか、ドラッグ・ストアやマーケットからマスクが欠品してしまい、医療用マスクまで品薄になりはじめているのが、我々医療従事者としても心配です。。

 

前回2003年の同時期に蔓延したSARSを振り返ると分かるように、感染のピークは4~5月頃なので、今後も患者数がさらに増加する恐れがあり、各国とも感染者の隔離対策を急速に行っているようで、その予防効果に期待するしかありません。。

 

と言うのも今年夏には東京オリンピックが開催されるので、それまでに感染撲滅する必要があり、もしこの”ウイルス”が収束しなければ、たとえ東京オリンピックを開催しても、スタジアムや体育館には人を呼ばない”無観客試合”を行わざるを得ないからです。。

 

実は僕が医学部卒業後、大学院で研究テーマとしたのは”ウイルス感染症”で、今の専門分野・美容外科とはかけ離れた研究内容でしたが、今更ですがあの時博士号取得に向けて真剣に取り組んだ”ウイルス”研究の意義を噛みしめてています(^_^;)

 

一般人にとって”ウイルス”とは何かについて馴染みが薄いと思われますが、”ウイルス”はある意味大変興味深い物体で、それはウイルスが生命体と非生命体の両方の性質を有しているからです(O_O)

 

つまり”ウイルス”は細胞を有した細菌(微小生物)のように、自らタンパク質やエネルギーを生成出来ませんが、その小さな物体の中にDNA・RNA(遺伝子)を有しており、何とその遺伝子を我々のような動物細胞内に送り込み細胞機能を利用しながらウイルスを増殖させるのです!

 

ウイルスを含め、生き物の主たる目的は”繁殖”なので、”ウイルス”は母屋を生物に借りて、効率良く自己再生・繁殖する、実は極めて賢い生命体?・物体です(○_○)

 

そして人類がこの”ウイルス”たちに散散苦しめられたきたかは、過去の歴史を振り返るとよく分かりますが、その良い例が”天然痘”や”狂犬病”で、こういった”ウイルス”性伝染病は治療法がない”不治の病”だったので、”ウイルス”感染患者たちを徹底的に隔離しながら、なんとか撲滅に至ったのです(>_<)

 

そして人類は、今度は”コロナ・ウイルス”に戦いを挑まれた訳ですが、この賢い生命体に上手く立ち回れないよう、このウイルスを何とか封じ込めねばなりませんが、我々1人1人に出来ることは手洗い・うがいなど日々の予防ですから、皆さんもどうぞこの予防に努めるよう、よろしくお願い申し上げます(^_^;