今回僕は、知人の紹介で数年前から協力関係にあるオンライン・ゲーム関連ベンチャー・キャピタル(投資会社)が英国・ロンドンで開催されるイベントに招待され、その機内でこのブログを書いています(^^;
この時期、東京からロンドンまでは東から吹く強い季節風に逆行して飛ぶせいか12時間と長く、正午に離陸した機内で食事の後、映画を観ているといつの間に眠たくなり、数時間寝て“はっ”と目が覚めると時刻は日本時間で午後8時を廻っていました。
到着は英国時間の午後4時と、これ以上機内で寝ると夜寝られなくなると困るので、残り4時間の間にこのブログを書き始めましたが、今回機内で鑑賞した映画は、“レオナルド・デカプリオ”と“ブラッド・ピット”主演、“クィンティーン・タランティーノ”監督の最新作“once upon a time in Hollywood”でした。
この映画で“ブラッド・ピット(ブラピ)”は、本年度アカデミー賞・主演男優賞にノミネートされているだけあって、映画の内容はさることながら、彼の好演がとても印象的で、彼が若かった頃の二枚目スターから脱皮して、成熟した“大人の魅力”を十分に発揮しており、ほぼ同年代の僕から見ても何故か頼もしく思えました(^^)
“ブラピ”、そして彼より10歳ほど若く、現在40代半ばの“デカプリオ”にしても、映画の役作りなのか2人とも中高年層とは思えない体型を維持しており、さすが世界のトップスターともなると高いプロ意識を持ち、映画に合わせてきっちり“ダイエット”をしているのが分かります(O_O)
そして我々も節制した生活を心がければ、“ブラピ”のように50代半ばを過ぎても男性の魅力を十分に発揮出来る訳で、僕より2~3歳歳上の“ブラピ“を、”アンチエイジング“の手本として追いかけたいとさえ思いました。
さてそんな”ブラピ“ですが、実は4~5年前から当時奥様だった”アンジェリーナ・ジョリー“との不仲ストレスが原因でアルコールに溺れ、気づくと”アルコール依存症“に陥ったことを最近告白して話題となりました。
すっかりアルコールに溺れた”ブラピ“は、ある時意を決してそこから抜け出そうと、米国で知る人ぞ知るAAA(Anonymous Alcoholic Association, 匿名アルコール連盟)と呼ばれる”アルコール依存症”に陥った人たちが匿名で集まり、自分の苦境を告白したり、その依存から立ち直るのをお互いに励まし合う会に所属し、彼は“アルコール依存症”を克服したことを告白したのです。。
そして“ブラピ”は“アルコール依存症の会”に加わった時、そこにいた同じ病を持つ仲間たちが、彼がハリウッド・大スターであるにも関わらず、決してそのことを口外したりせず、むしろ同じ苦しみを持つ1人の人間として暖かく迎えてくれ、その結果、この病からから立ち直れたことに大変感謝していると語っていました。
我々から見た“ブラピ”は、ハリウッドのトップスターとして並外れたルックス、名声、財産など、我々が欲しいモノ全てを有した類稀な存在にも関わらず、やはり心に隙間が開いたり、気持ちが疲弊した結果、“アルコール依存症”という自暴自棄・現実逃避的行動を取らざるを得なかったのは彼が我々同様、一介の人間に過ぎないからではないでしょうか!?
この映画は“ブラピ”が“アルコール依存症”からカンバックした後の映画ですが、僕の感想は彼がこの困難を克服しからこそより一層、人間的魅力を獲得したように見え、もしかすると今年いよいよ彼がアカデミー主演男優賞をとるのでは?期待しています。
そうこうしているうちに、この飛行機は下写真の如くすでにフィンランド上空に差しかかっており、残り数時間のフライトをのんびり過ごそうと思います(^○^)
