海外からいらした以前から交流を深めている年配のご夫妻が、時間の空いた日曜日に京都を訪れたいと言うので、僕はこのご夫妻たちと久しぶりに京都を訪れました。
初冬のこの時期、京都はかなり冷えると予想したのですが、好天に恵まれたせいか暖かい穏やかな観光日和となったのが何よりで、僕たちは京都の観光名所として知られる”伏見稲荷神社”と”三十三間堂”を観光しました。
僕が京都観光をしたのは高校生の修学旅行以来で、そもそも観光名所として知られる”伏見稲荷神社”や”三十三間堂”の由来が全く分からず早速調べて見ると、”伏見稲荷神社”は全国に3万ある稲荷神社の総本山、近畿地方の初詣で最多の参拝者を集める平安時代に創設された歴史ある神社で、そのせいか冬のこの時期にもかかわらず、海外をはじめ多くの観光客たちで賑わっていました。
次に訪れたの京都東山方面にある”三十三間堂”は、天皇家の祖先である後白河上皇が西暦1,100頃立てた仏堂で、その内部には1,000体ほどの荘厳な仏像が並んいて国宝として日本を代表する歴史的建造物のようです。
”三十三間堂”は国宝だけあって入館料が必要なため、”伏見稲荷神社”ほどは混雑しておらず、僕もその内部に飾られた仏像一つ一つがいかに精巧に作られているか確認出来るほどゆっくり見学出来、今から1,000年近く前の人たちがすでにこのような技術を有していたことに驚きました(O_O)
その後昼過ぎに、僕たちは三十三間堂からすぐ近くにある”京都フォーシーズンズホテル”を訪れ、そこでランチを食べましたが、ランチ・セットメニューにもかかわらず、京都らしく綺麗に飾られた一品一品を十分に楽しみました(^_^)
そして午後3時過ぎの新幹線に乗車し、帰京するというほんの数時間の京都滞在にもかかわらず僕はとても良い気分転換が出来ましたが、それは京都が日本を代表する歴史的観光都市なので、高層ビル群が存在せず見通しが良くストレス・フリーなのと、歴史的建造物が街のいたるところに保存されているせいか、この街にいるだけで何もしなくても安らぎを感じるからです。
そして京都の街並み・建造物はシンプルかつ理路整然としているため、質素な中にも”美しさ”があり、この街を眺めているだけで、そこには僕の目指す”美意識”が存在すると感じるし、きっと僕の遺伝子内にもこの京都で感じた”美意識”が宿っていると改めて感じたのです(^_^)
シンプルて綺麗な”フォーシズンズ・ホテル京都”ロビーにて
