以前も香港民主化デモについて本ブログで触れましたが、デモ勃発から数ヶ月が経過しましたが、香港のトラブルは鎮静化するどころがむしろ悪化、暴力的になっているようで、日本の報道でも毎日のようにその惨状が取り沙汰されています(>_<)

 

事の発端は、香港の犯罪者が本国(中国大陸)に強制送還されることを認める法律への香港市民の反発でしたが、どうやらそれは導火線となっただけであり、実は香港社会には以前から根深い問題が潜んでいて、その問題が表面化したのだと思われます。。(O_O)

 

ではその根深い問題が何かと言うと、それは香港で生じた極端な貧富の差が、特にそれが若者たちを直撃し、その結果、閉塞した将来への若者たちの鬱憤が溜まりに溜まって、あのような過激行動に出ていると僕は推測しています。

 

と言うのも香港はあのような狭い場所に富が集中し、特に最近は香港以上に豊かとなりつつある北京・上海からもどんどん富が流入、不動産価格や物価は信じられないほど高騰し始め、若者中心に香港一般市民たちは、生活困窮する状態を強いられているはずです。。

 

それを分かりやす僕が北海道で経験した例で説明すると、僕が幼少時代の今から40年ほど前、北海道ニセコ町にあるスキー場までちょくちょく札幌から通いましたが、当時ニセコスキー場は閑散としており、スキーをしながら古びたロッジに一晩宿泊しても宿泊料は数千円程度で、中高生の僕のお小遣いでも何とかなったのです(^_^)

 

ところが現在ニセコがどうなったかといえば、オーストラリア、香港、中国、シンガポールなどのアジア諸国から富裕層を中心に多くの外国人達が詰めかけ、その価値がうなぎ登りで上昇し、その結果、当然不動産価格も高騰したのです。。

 

なので、もしスキーシーズンに今のニセコで宿泊しようとすれば、一泊最低5万円~と、東京都心の高級ホテルと同程度の価格帯のため、一般道民は日帰りでしかスキーに行けない状況に陥っているのです(゜◇゜)ガーン

 

まさにこれと同様の事が香港で起こっている訳で、つまり、香港は1997年以前の英国統治時代は中国大陸より圧倒的に裕福で、将来にも希望が持てるオアシス的な場所でしたが、1997年に香港が中国に返還さてれ以来、次第に中国本土が経済的に台頭し始め、上述の如く香港に流入する大陸マネーが香港物価を押し上げ、香港一般市民を疲弊させる状況となったのです。

 

具体的数字で示すと、香港の若者たちの平均年収は香港富裕層の1/43と言われ、仮に香港富裕層平均年収が日本円で3,000万円だとすると、若者たちの平均年収は70万円程度、すなわち、香港の若者たちの平均年収は香港富裕層の月収の1/3以下程度と、了解可能範囲を遙かに超えた貧富の差が生じているのです。。

 

それが今回の若者を中心とした香港民主化デモの根本的原因であると僕は分析していますが、そんな矢先、以前から親しい香港富裕層の友人たちが日本を訪れたので、彼らに香港の現状を尋ねると、彼らは笑いながら「確かに今香港は若者たちが大騒ぎしていて落ち着かないけれど、もうそろそろ終わるから大丈夫だよ」と随分楽観的に答え、僕は唖然としました(^_^;

 

次回は香港富裕層たちの香港の今後の見解について、日本人には知り得ない情報を得たのでそれについて述べたいと思います(^_^)