2017年に共和党トランプ大統領が就任して早くも3年が経過し、来年彼は再選をかけた大統領選に望むようですが、すでにその幕は切られ、マスコミでも共和党のライバル・民主党とのヒートアップした戦いの様子が報じられています。

 

これまでのトランプ大統領の成果を”チラッ”とネット検索すると、その功績としては米国経済を活性化させたことで、実際、現在の米国経済は活況を呈していて、株価も史上最高値を記録しています。

 

その一方、メキシコ国境に壁を作ると宣言して移民規制を強化したり、地球温暖化協定から脱退、中国と激しい貿易戦争を繰り広げるなどなど、物議を交わす政策も目立ち、その評価は二分されるようです(~_~;)

 

そして来年の米国大統領選挙では、政権奪回を狙う多くの候補車が民主党から名乗りを上げており、冒頭で述べたように既にその火ぶたは切られましたが、米国次期大統領はこの国のみならず、世界中に多大な影響を与えるので、僕も今から大変注目しているのです(^_^)

 

米国大統領選挙の行方を追う前に、そもそもトランプ大統領の共和党と前オバマ大統領が所属していた民主党の政策には、どんな違いがあるかを知る必要がありので簡単に説明すると、共和党は格差社会をいとわない、すなわち、富めるものが社会を活性させるのだから、貧富の差が生じるのは必然で、富裕層へ増税する必要もないといった政策です。。

 

それに対して民主党は正反対、貧富の差は出来るだけ解消すべきで、富めるものには増税し、そのお金で貧しい人たちを救済するといった、可能な限り平等な社会を目指します。

 

どうやら米国では、この真逆の二つの考え方を持つ人たちが半々に存在するようで、いつも選挙はどちらが勝つかでデッドヒートを繰り広げるわけですが、2020年の大統領選挙でもそれは同様で、すでに民主党から強力な候補者たちが、数多く名乗りを上げているようです(O_O)

 

その中でも今注目されているのが下写真のエリザベス・ウォーレン女史で、彼女は弁護士から元ハーバード大学教授となったスーパー・インテリ女性ですが、その幼少期に父親が病に倒れ、それまで専業主婦だった50歳を越えた母親が、女手一つで家計を支えた苦労を経験したので、恵まれない人たちの強い味方的政策を唱えています。

 

現在の米国は、全体の富の8割以上をたった2割の富裕層が保有するといった、極端な富の偏在が発生しており、富裕層以外の一般人は、その不病棟に不満を募らせていて、その解消を図ってくれそうな民主党候補・ウォーレン女史に、にわかに次期大統領としての期待を高めているようです(^_^)

 

ただ米国は、その広い国土で平等な選挙結果が得られるよう、”予備選挙・党員集会・選挙人”といった、複雑なシステムが導入されていて、国民の支持(得票数)が多いからといって、必ずしも大統領になれるとは限られないようです。。(>_<)

 

上述の如く、米国大統領は日本をはじめ全世界に多大な影響を与えますから、皆さんも決して海の向こうの他人事とは思わず、今後の成り行きに注目して、より良い世界の実現を祈ろうではありませんか?!