先日友人たちと雑談をしている際、何故かヘビが話題に上がって、”ヘビが恐い!!”という人たちがあまりに多く、僕は友人たちに「そうかなぁ~、、僕はそんなに恐くないけれど。。」と答え、随分前にヘビと一緒に撮影した下写真を見せると、友人たちはそれを見た途端目をそらし、悲鳴に近い声を上げて恐れました(・O・;


この写真は随分前に僕がインドネシア・バリ島を訪れた際、観光者たちに向けた記念撮影用に、ジャワ島西部で捕獲された大型ニシキヘビでしたが、ご覧のようにその体長は10メートル近くにもなるようです。


僕はバリ島で行われた友人の結婚式に参加後、帰国するまでの間に観光へ出かけましたが、そのとき海の見える風光明媚な場所で暇つぶししていると、現地の人たちが僕に近づき「ヘビと一緒に写真を撮らないか?」と誘ってきたのです。


僕はそのヘビを彼らに見せられたとき、その大きさに圧倒され「このヘビと写真を撮る際、僕を襲う危険性はありませんか?」と尋ねると、彼らの1人が「このニシキヘビは2週間おきに20匹のアヒルを食べさますが、数日前にアヒルを食べさせてお腹いっぱいだから、決してあなたを襲いはしませんよ」と笑いながら答えました。


僕は「だったらお願いします。。」と、体にヘビを巻き付けてもらい写真撮影しましたが、ずっしりとしたその重さが印象的だったのと、ヘビの皮膚が滑らかかつ綺麗で、濡れてもいなければ全く臭いもしなく、ヘビがその見た目と違いとても清潔なのに驚きました(・o・)


そして僕はそのヘビと顔を見合わせましたが、その表情から「あたなを食べることに興味はありません。。」という無関心なメッセージが読み取れ、僕は安心して写真撮影しました(^o^)


その際面白かったのは、その場にいた中年白人女性たちが、僕がヘビを巻き付けた姿を見ながら苦笑いをしたり、恐ろしそうな顔をしているので、僕は彼女たちに「僕の次にヘビと一緒に記念撮影どうですか?」と話かけながら、ヘビを体に巻き付けた状態で彼女たちに近づくと、彼女たちは悲鳴を上げながら逃げて行ったことでした(^○^)


このように我々が恐れおののくヘビですが、その理由をネット検索すると、人の祖先(サル)が6,500万年前、樹上生活を始めた際に、天敵として我々の祖先を食べていたのがヘビだったので、我々にヘビを恐れる遺伝子が組み込まれているとのこと。。


そして今でもインドネシアでは、このような大型のニシキヘビはサルたちを補食しているので、サルたちはヘビを見た途端、恐れおののき逃げ去りますが、不思議と僕の場合、上述の如く、さほどヘビを恐しいとは感じず、むしろヘビの賢そうな立ち振る舞いに感心したほどです(^^)


そしてヘビよりむしろ、ゴキブリのほうが人を襲わないにしても僕は恐怖を感じますが、勿論、もしこの大蛇がお腹を空かせば、僕を瞬時のうちに絞め殺し、丸呑みしていたことを振り返ると、”決して森の中で野生の大蛇に出会いたくはないな”と思いました(^_^;