前回Huwaei携帯電話のブログで触れたように、先日僕は久しぶりに上海を訪れましたが、上海は日本の鹿児島と同じ緯度にある温暖な場所にありますが、中国人たちに言わせると、この国は1に北京、2に上海、3に広州と大都市としての順位が付くらしく、その中で上海は中国の文化・歴史の中心として君臨しています。

 

中国と日本の大都市を比較すると、北京は東京、上海は大阪に似ていると言われますが、そもそも北京-上海間距離は1,000キロ以上離れているので、同じ中国といえども言葉や文化も大きく異なります。

 

上海を訪れる度に僕が感動するのは、この街が海・川・湖・山が存在する風光明媚な地形を伴い、そこから得られる豊かな食材に恵まれるせいか、中華料理の中で最高峰の一つである美味しい上海料理が食べられることです\(^O^)/

 

北京は東京同様、政治・行政の中心ですが、上海は商売の街であることも大阪に似ていて、料理の味は関西料理がそうであるように上海料理も薄味ですが、逆に薄味なだけに料理の個性が表れれるので、僕は上海料理に高い価値を見出しています。

 

今回はこの時期上海方面で美味として有名な下写真のザリガニ料理を初めて食べましたが、日本ではこのような料理を見かけたとこがなく、上海ならではの料理なのでしょうね(^_^;)

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今回は上海で伸び盛りの美容形成病院を見学に行きましたが、まるで日本の高度経済成長期のように現在の中国は活気があり、この病院ではなんと6手術室が同時稼働していて、手術を受ける患者さん達は次々に手術室を出入りするのを見て僕は圧倒されました(・o・)

 

僕のクリニックにも中国人たちはやって来ますが、美に積極的な彼女(中国人女性)たちの姿勢を垣間見ながら、美容外科はまさに彼女たちのための医療と思ってしまうほどですが、僕は日々日本人と中国人を交互に診療しながら、治療法やその結果に人種間で違いは殆どないものの、明らかに違うのが治療決断までのスピードということに気づかされます。

 

日本人の場合、少なくとも30分程度のカウンセリングをした後、一度帰宅してから治療の決断をして頂くのですが、中国人の場合、カウンセリング時間は平均で5~10分程度、僕がまだ話し終わっていないうちに治療を決断し、逆にお客さん側から「はい説明はもう結構ですから治療をしましょう!」と言った具合です(^_^;

 

この上海の美容形成病院でカウンセリング時間を問うと、やはり10分程度とのことで、中国人たちの治療決断が早いのは間違いありませんが、僕が感じるのは、日本人たちは医師の行うカウンセリングの内容次第で治療を決め、一方、中国人たちは医師との直接面談でその人となりが信頼出来るかを素早く見極め、手術の決断をしているようです。

 

つまり日本人たちは左脳優位に理詰めでの判断が得意なのに対し、中国人たちは右脳優位に感性・インスピレーションを用いた判断が得意なのかもしれません(^-^)

 

美容大国の中国・韓国では症例数が圧倒的に多いだけにいまだに学べることも多く、これからも僕は両国の医師たちやクリニックと良好な関係を維持しつつ、研鑽してゆけたらと改めて感じています。

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