開業当初の今から15年前かからちょくちょく会っていた僕の先輩に、最近は忙しくてあまり会えていなかったのですが、先日久しぶりに再会しました。

 

当時から彼は独身を貫いてましたが、その頃はまだ若かったせいか痩せていた彼ですが、これまで一度も自炊したことがなく、僕が彼に「自宅でお腹がすいたときはどうするんですか??」と尋ねると、「お湯くらいは沸かせるので、そういうときははカップラーメンを作って食べるよ」と答えたのを憶えています(^_^;

 

それから月日が経過し、50代中半を迎えた彼はすっかり恰幅が良くなっていて、僕は内心、”○○さん、以前より大分太ったなぁ~”とい感じましたが、それから一緒に食事をしながら話をしていると、やはり彼は30年以上外食だけの不摂生のせいか、現在糖尿病、高血圧などの生活習慣病を患い、毎日な7種類の薬を飲んでいるとのことでした(・o・)

 

それを聞いた僕は、彼に「○○さん、脳卒中や心臓麻痺に気をつけてくださいね」と伝えると、「実は数年前ゴルフ最中に心臓麻痺で危うく命を失うところだったんです」と答えました(・O・;

 

その詳細を尋ねると、心臓麻痺になる半年前から立ちくらみがしたり、手足が痺れたりと違和感があったらしいのですが、病院嫌いの彼はそのまま放置し、12月の寒い日のゴルフ中ハーフが終了し、昼食休憩に向かう最中に左肩への強い放散痛を感じ始めたようです。

 

その後痛みが持続し昼食時も食べられず、ルフ場フロント受付前にあるソファで休みながら、左肩放散痛が和らぐ体位をとろうとジタバタしたそうです。

 

因みに心臓麻痺(心筋梗塞)の初発症状として、心臓と同じ神経支配の左肩皮膚筋に放散痛を認めることが一般的です。

 

その様子を見ていたゴルフ場支配人が”○○さんの様子からもしや心筋梗塞では?”と疑い、直ちに救急車を呼んだそうですが、実はこのゴルフ場支配人、数年前に同様の症状を患い、病院に駆け込んだところ、心筋梗塞と診断され直ぐに治療をした結果、一命を取り留めたとのこと。

 

なのでこの先輩の様子を見て、”これはまずい!”とすぐに救急車を呼んだのですが、先輩は救急車で担ぎ込まれるほどではないと思ったそうですが、”念のために”と救急隊員に説得され、たまたまゴルフ場近くにあった循環器病院に運ばれたそうです。

 

病院到着時には症状はさらに悪化し強い胸部痛が出始め、緊急検査をしたところ心筋梗塞と診断され、そのまま心臓カテーテルで冠動脈の主要血管が詰まっている場所を見極め、そこにステントと呼ばれる人工血管を挿入し、一命を取り留めたそうです。

 

担当医師からは、「もう少し病院到着や処置が遅れていたら命は無かったろうと言われ、先輩は肝を冷やした」といいますが、僕はこの話しを聞いて、

1)先輩がゴルフ休憩中に調子が悪くなったこと

2)その症状をゴルフ場支配人が観察し、とっさに救急車を呼んだこと

 

3)循環器専門病院がゴルフ場の近くにあったこと

 

などのいくつかの偶然が重なったからこそ、先輩の命が助かったことに気づきました。

 

逆に言うと、もしこれらの偶然が一つでも欠けていたら先輩の命は果てていた訳で、そう考えるとこの先輩は単に運が良いというよりむしろ、生かされる運命を授かっていたのだと思います。

 

実はこの先輩、自分のことは口に入れるものも含めて一切お構いなしの不摂生ですが、僕をはじめ、周囲の人たちにはとても親切で、何か困ったことがあるとすぐに助けてくれる優しさに溢れた方なのです(^_^)

 

そういう彼の慈愛に満ちた性格が幸運を呼び込み、重症の心筋梗塞発作を患いながらも奇跡的に助かったのではと思いますが、彼自身、そのアクシデント以来大好きだったタバコも止め、お酒もほどほどにしながら、以前より随分と健康に気遣うようになったそうです(^_^;)