オアフ島には僕の友人美容外科医、Dr. M Pasqualeがいるので、この地を訪れると必ず彼のクリニックを訪れますが、今回僕がお邪魔した際、調度フェイスリフト手術が行われていたので早速僕も手術参加、久しぶりに米国流手術を経験して良い刺激を得ました(^○^)
手術後Pasquale医師から一つお願いをされたのですが、それは”手術時に麻酔薬に加える血管収縮剤(アドレナリン)が米国で欠品しているので、今度日本に行ったときに譲って貰えないか?”というものでした。
アドレナリンは目元やフェイスリフト、脂肪吸引といった体表近くの手術を行う際、血管収縮させて出血を最小限に抑えるのに欠かせない薬剤なので、僕はその薬剤が米国で欠品していると聞いて”えっ??、アドレナリンがないと手術出来ないんじゃ?!”と、とても驚きました(・o・)
そこで僕はDr. Pasqualeに米国でアドレナリンが品薄状態となっている理由を尋ねると、彼はため息をつきながら以下のように理由を説明してくれました。。
米国では数年前、アドレナリンを製造する製薬会社をアナフィラキシーショック(免疫過剰反応で死に至ることがある)特効薬として有名なアドレナリン注射キッドを製造する会社が買収しました。
この注射キッドの中身はアドレナリンですが、なんと注射キッドにしたことで、アドレナリン単体販売価格の10倍の値段で販売するようになったとのこと。。
しかもこの製薬会社はオバマ政権時に政治家と強いコネクションがあったらしく、このアドレナリン注射キッドを米国全域の小中高校に常備させることを法律決定させ、その結果、計り知れない数のアドレナリン注射キッドが売れ、天文学的レベルの利益がこの製薬会社に流れ込んだらしいのです。
つまり、この大手製薬会社がアドレナリン製造会社を買収し、アドレナリンの値段つり上げ、その価格が下落しないよう、アドレナリン製造を常に抑制しているためアドレナリンが慢性的品薄状態となっているのです(>_<)
その結果、米国の美容・形成外科医たちは、フェイスリフト手術や脂肪吸引を行う際に絶対必需品のアドレナリンがなくて困っているのです。。
それに対して日本は、政治家のコネクションを利用て暴利をむさぼったり、本ケースのように他人に多大な迷惑をかけてまでもお金に執着するという発想が米国ほど酷くなく、それが我が国の美徳の一つだと改めて感じます。
今回のブログ題名の如く、米国では今だにお金最優先・拝金主義がまかり通っており、そういった面で先進国と言われる米国も内面的に成熟しておらず、いまだ発展途上にあるのでは?と僕ですら感じます。。
それは米国が建国から200年余りと歴史が浅く、頼るものがお金しかないからなのではと感じるし、逆に我が国には数千年以上の歴史があり、お金以上に大切なものが沢山あるのを心得ているからこそ、米国のように医療必需品が欠品するみたいな不測の事態が起こらないのでしょう(^_^;)
ところで下写真はもうすぐ65歳になるDr. Pasqualeとのツーショット写真ですが、いまだに現役バリバリで、ハードな手術をガンガン行う僕の”師匠・外科医”の1人です(^-^)
