子供の頃の僕は親からコカコーラみたいなカラダに悪いものを飲んだらダメ!と言われ続けていたので、コカコーラに対するイメージは決して良くありませんでした。
そして多分”都市伝説”レベルだとは思うのですが、コカコーラ中に歯などカルシウムで出来たものを入れっぱなしにすると、次第に溶けるみたいな話もあっったので、自らコカコーラを飲むことは殆どありませんでした。
実際コカコーラは糖分が多く、一缶で160キロカロリーもあるのでダイエットにも適さないし、勿論ダイエットコークも販売されていて、これはカロリーゼロであるものの、人工甘味料はインスリン分泌を増加させその結果、体に脂肪を溜め込みやすい体質となるので、ダイエットコークも決してダイエットに適している飲み物とは言えません(>_<)
という訳で、僕のコカコーラの否定的イメージは、幼少時代からつい最近までずーっと続いていたのですが、最近コカコーラに助けられたことが数度あり、”ある意味この飲み物は凄い!”とその偏見を払拭し始めています(^_^;)
それは二度ともランニング中に起こったのですが、一度目は昨年秋に出場したニューヨーク・マラソンの後半、疲労困憊で走れなくなる寸前、観客から差し出された一杯のコカコーラを飲んだ後、また走り出せてなんとか完走出来たことでした。
そして先日、河口湖畔2周走トレーニング(35km)の最中、後半30キロ辺りで今度はふくらはぎ痛を押して走ったのが悪かったのか、またまた疲労困憊し、”もう無理!”とリタイヤ寸前、ふと道端にコカコーラ自動販売機があるのを見かけ、”あ、こんな時こそコカコーラ!!”と購入し、一気に飲み干しました。
その後あきらめずに走り始めると、しばらくは”ふらつき”が続いたものの次第に元気を取り戻し、何とか残り5キロの完走に成功したのです\(^O^)/
このように卒倒寸前まで疲労していても、コカコーラを飲むと体力回復するのは、コカコーラに含有されている糖分とカフェインの血行促進、疲労物質の排出促進、そして自律神経の働きを高め、一時的にでもカラダを活性・興奮させるからでしょう。
この話を僕よりベテランランナーに話すと、マラソン・ランナーたちはカフェイン・サプリを走行中に補給したり、レース前にコカコーラを飲む方も少なくないと答えました(^-^)
そんなわけで、コカコーラは僕がイメージしていたような”悪魔のドリンク”ではなく、いざという(体力消耗で体が限界の)時は”神のドリンク”となり得ることを体感しているのです。
プロ・スポーツ競技でもカフェイン摂取は”ドーピング”とはならないので、接種している選手達も少なくないでしょうし、マラソンのような極限状況に陥りやすいスポーツでは”最後の切り札”的存在なのでは??と思っています(^_^;)