午前11時近くなり、下ビデオの如くスタッテン島は雲も殆どない快晴となり、いよいよ出走に向けてスタートエリアに入りましたが、気温は依然10℃以下と寒く、スタートエリアに滞在した一時間足らずの間に数度トイレ並んだ列に加わり、用を足さざるを得ませんでした(>_<)

 

そしていよいよスタート地点に並び、号砲とともに出発かと思いきや、なんとその場でNY市のお偉いさんのスピーチが始まり、僕は寒さと緊張でガクガク震えましたが、それは小柄な僕は背の高い白人集団の中に入り込むと、彼ら・彼女たちの影で、僕まで日差しが届かなかったからです(笑)

 

ようやくスピーチが終了しそうになったので、僕はもう一度気持ちを高めた途端、なんと今度は女性歌手が現れ米国国歌斉唱を始め、ランナー達が一斉に歌い始めました。

 

しかも僕は知りませんでしたが、米国国歌は2番目まで歌詞があって、最後までしっかり歌い切るのに随分長い時間がかかりました。(>_<)

 

国歌斉唱が終わってついにスタート!僕は無我夢中で飛び出し、初心者にありがちらしいのですが、どうやら興奮のあまり最初から飛ばし過ぎたようです(×_×)

 

最終グループの先頭ラインでどんどん進んでいると、30分くらい走っているうちに僕たちより一つ前にスタートしたグループの後方集団に追いつき、そこからはまるで渋滞のように数珠つなぎとなったランナー達をかき分けて走らざるを得なくなったのです。。

 

ただNYのダウンタウン、クイーンズ地区に入いると道路沿いには多くの声援が途切れなく続き、行く先々の街角ではライブバンドが演奏をしたりと、僕たちランナーは熱い応援に励まされながら元気よく前進しました(^o^)

 

ですが僕の場合、寒さとスタート前にコーヒーを飲み過ぎたせいか、出発から1時間もしないうちに強い尿意を催し、僕は道路上に用意された簡易トイレに駆け込むなど、前途多難になりそうなレースに一抹の不安を感じながらも、とにかくペースを保ちながらゴールを目指しました。

 

なんとか中間(ハーフ)地点までたどり着いて僕は”あと半分。。”と一段落した途端、それまで維持されていた緊張感が一気に緩んだせいか、突然目まいがしたり足がふらつき始め、内心”あ〜これはまずい、、最後まで走りきれないのでは?”と突如強い不安に襲われ始めたのです(・o・)(・o・)