昨年11月のNYマラソンを先月ブログ・アップしましたが、その続きをすっかり忘れていたので、慌ててアップすることにしました。
というのも来週末、前回から4ヶ月ぶりに”鳥取マラソン”に出走予定で、NYマラソンはすでに過去の出来事になりつつあるので、記憶が曖昧になる前に書き留めておきたかったのです(^_^;)
前回のNYマラソン・ブログでは、出走5時間前の午前6時半頃、下写真の如く気温6℃の寒空の下にバスから降ろされ、ランナーだけが入場を許可されるゲートに向かって、すでに多くのランラーたちが僕の後ろのように列を成していたのです(・o・)
ただ一度セキュリティチェックを受けてスタート・エリアに入場すると、その場所からの退場は許されずどんなに寒くても外で待機せざるを得ないと知り、僕は入場せずに近くで時間を潰せるカフェがないか探しました。
ただキリスト教文化の米国では、日曜日は殆どのお店は原則的に閉店しており、しかも早朝6時に空いているお店を見つけるのは極めて困難でしたが、僕はスタート地点のあるスタッテン島・住宅街を歩き回り、営業している小さな食品店をなんとか見つけたのです!(^○^)
そのお店はgrocery(グローサリー)と呼ばれる食料雑貨店で、お店内に小さなイートイン・コーナーがあったので、僕はそこに陣取ってコーヒーやバナナを買い、時間を潰すことにしました(^-^)
それから4時間近くそのお店に滞在しましたが、そのお店にはトラックなどのドライバーさん、警察官、犬を散歩している途中で立ち寄ったと思われる近所の方などなど、少なからぬ数のお客さん達がスナック・コーヒーを買いにやって来ていたので、この辺りで朝早くからやっている希少な店だったのでしょう。
そのお店の店長さんとも話ましたが、彼は東ヨーロッパ移民らしくキリスト教ではなかったので、日曜日営業していたのでしょうが、出走前に店内で十分に体を温めていられたのがNYマラソンを完走出来た最大の理由と言っても過言でなく、僕はこのお店に心から感謝しています(^○^)
しばらくすると時刻は10時半を廻り、フル・マラソン経験が無く、すなわち過去に完走タイムのない初心者のスタート時間がやってきたので、僕は高まり始めた緊張感を抑えながらスタート地点に向かいました。。
