僕のクリニックは外科治療(手術)を主体にしていて、そのコンセプトは”原則的に手術は一部位につき、一度のみ”を掲げていますから、お客様とは治療を終えるとそれっきりになることも少なくありません。。
ですが、ある部位の治療を終えた後、今度は別部位の治療のためご来院されるケースもありますし、僕の行う全ての手術治療を終えた後、今度はスキンケア治療のために定期的にクリニックにお越し頂くケースもあります。
本日、開業当初(15年前)以来、年に数回スキンケア治療にお越し頂いている方が、今年初めていらっしゃったので、僕は「今年もよろしくお願いいたします!」と伝えると、彼女は「先生、私はいつからここに通っていますか?」と尋ねたので「今年で15年目です」と答えました。
すると彼女は驚いたような顔をして「時間が経過するのは早いですね〜!」と言ったので、僕は開業以来、長時間が経過したことを痛感し、その間にクリニック職員たちも何度か入れ替わったので、歴代の職員達よりむしろ、こういったお客様のほうが、僕のクリニックの歴史を知っていることを認識したのです(・o・)
そもそも15年もの長期間、継続的に会うのは親友や家族くらいなもので、僕は最近、こうやって長く通って頂いているお客様が大変貴重な存在であると気づきました。
このような客様たちは、僕の美容医療への方針・コンセプトに賛同して頂いているからこそ、通って頂いているのですが、本日来院した彼女はすでに60代中半なので、50歳以前に初来院したことになります。
僕のクリニックは当時から電子カルテを導入していたので、当時の顔写真を瞬時に確認出来るので、僕は彼女に15年前の彼女の顔写真を示し、ほとんど変化(老化)していないことを確認すると、彼女は”にこっ”と微笑みました。