前回まで心拍数の意義や、僕がはまっている”ランナーズ・ハイ”とその関係について述べてきましたが、今回はさらに各スポーツごとの心拍数について触れたいと思います。

 

というのも当然、ハードなスポーツ=心拍数↑、楽なスポーツ=心拍数↓と思っていたのですが、意外にもそうとは限らなく、僕自身大変驚いているのです(O_O)

 

僕は自転車通勤していますが、その途中急な上り坂があって、そこを一気に駆け上がると、足は疲労で重たくなるし、心肺系にも相当の負担がかかるので”ゼイゼイ・ハアハア”、内心”もうこれ以上早く強く自転車をこぐのは無理!”と思うほど辛く感じます(>_<)

 

多分心拍数は限界値まで達しているだろうと予想しながら心拍計を観ると、なんとその値はせいぜい130程度で、僕の限界値170~180まではほど遠いのです(・o・)

 

一方、先日富士山麓・河口湖で行ったLSD(長距離ジョギング)では、ペースが遅いので足も心肺機能にも全然余裕があり、”こんなにチンタラ走っていて本当に効果があるのだろうか??脈拍数も100程度だろう。。”と思いながら、心拍計を見ると、なんと下表の如く平均で160を越え、最大では187まで上昇していたのです(゜◇゜)ガーン

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つまりキツイ運動だからといって、必ずしも心拍数が高くなる訳ではなく、逆にスローペースで走る楽ちんな運動だから心拍数が低い訳でもないことが明らかになったのです。

 

僕は運動生理学について素人と同様の知識しかありませんが、上述の運動強度と心拍数の関係は、そのスポーツ内容が酸素消費しながら行う有酸素運動か、そうではない無酸素運動であるかで異なってくるのでしょう。。

 

つまり有酸素運動はそれほど辛くないけれど、長時間行っていると心拍数↑、無酸素運動は辛いけど心拍数↓という公式が成立するようです。

 

そもそも無酸素運動は辛すぎで長時間行えませんから、心拍数が上がる余裕がないのかもしれません(^_^;)

 

次に僕が計測した運動別心拍数ですが、どのスポーツも同等の負荷(最大負荷から70~80%)

をかけて計測してみました。

 

サッカー;130~140

水泳  ;130~140

自転車 ;110~130

マラソン;150~180

スキー ;100~120

 

だったので、やはりマラソンが最も心肺機能に負担がかかり、運動効果が高いことが判明しました。

 

ついでに90~93℃程度のドライサウナに15分間入って心拍数を計ると140~150だったので、サウナも心肺機能を高める効果があるかもしれませn(^_^;)

 

最後にダイエット(体脂肪燃焼)ですが、それは有酸素運動が無酸素運動より遥かに効果的なので、ダイエットのために辛い運動(無酸素系)をする必要は皆無であり、むしろ心地よさを感じる軽い運動で十分というのは、多くの方々にとって朗報ではないでしょうか?(^o^)