前回ブログでは健康における心拍数の価値について”ザッ”と述べましたが、今回は僕が行っている運動時の脈拍について、もう少し具体的なことをお伝えしたいと思います(^-^)
身体を車に例えるとより簡単に脈拍の意味を理解出来ますが、と申しますのも心臓は車のエンジンと同様の働きをするからです(^_^;
車のエンジンは回転数が上がれば出力(走行速度)が増すのと同様、身体がより迅速・アクティブに行動するには脈拍数を上げる必要があるのです。
つまり車のエンジンが”ブーン!”と円滑に吹き上がるように、脈拍数も滞りなく上がったり・下がったりすれば機敏に行動出来て、より健康度が高いことになります(^-^)
前回ブログでも記載したように、我々の安静時の脈拍数はせいぜい60~90程度で、例えば僕の歩行運動時・脈拍はいつ計っても90~100程度です。
ところが時速12キロ(1キロ5分)以上でランニングすると数十分で僕の脈拍は170近くまで上昇し、車で例えるとエンジン全開状態で走っていることになります(・o・)
因みに{最高脈拍数=220ー年齢}という公式があり、僕の場合170が最大脈拍数となりますが、その状態になると常温でも汗は滝のように流れ出し、”あ〜、これ以上限界だぁ〜”と感じるほど肉体的に追い込まれ、かなり苦しくなります(>_<)
ところが人体は上手く出来ており、この苦しさを和らげようと脳内にモルヒネ様物質(エンドルフィン)が分泌され始め、苦しさを柔らがようとするとともに、ランニング後にはエンドルフィンのお陰で多幸感に包まれた一時が待っているのです(^o^)
これが所謂”ランナーズ・ハイ”と呼ばれる状態で、僕も最近心拍数を最高レベルに上げる度にその快感を味わっており、逆にこの快感を求めて、また苦しさにチャレンジしているような気がします(^_^;)
この”ランナーズ・ハイ”は極めて興味深く、この状態で食事をすると何を食べても美味しく感じるし、普段とは異なって、自分の周囲に起こったどんな些細なことにも感謝・感激を感じるのです!
僕は普段、自転車で通勤していますが、片道5キロ程度を15分で往復し、その間、登坂時には”ゼイゼイ・ハアハア”言うくらいの辛さもあるのですが、脈拍計測すると最大で130程度までしか上がらず、この脈拍数程度だと”ランナーズ・ハイ”は決して起こりません。。
勿論、”ランナーズ・ハイ”は脈拍数のみにコントロールされる訳でなく、運動に費やした時間やカロリー、疲労蓄積度にも影響されるでしょうが、脈拍数が高い状態で運動するほど、”ランナーズ・ハイ”が得られやすいことは間違いなさそうです。
車・エスカレーター・エレベーターなど便利となった現代社会では、よほど意識的に体を使わないと心拍数が100以上に上がることはないはずでですが、その状態を車に例えると、エンジンが常に低回転でしか回っておらず、高速回転域が錆付いていて、いざ馬力を上げようとしても上がらない状態に陥っていると言え、運動能力が大幅に損なわれていることになります。。(゜◇゜)ガーン
そしてつい最近まで僕も、マラソンなど過酷なスポーツを行う人々を観てながら”よくもまあ、あんな過酷で単純なスポーツを続けるよなぁ。。”と中半呆れていましたが、実は上述の”ランナーズ・ハイ”というご褒美が得られるからこそ、継続していられることを我ながら痛感しているのです(^○^)