日本人は外国人(特に白人系)と比べると上半身が華奢ですが、僕もその例外に漏れず上半身が貧相なせいか、外国人の友人に会うたびに「ワークアウト(筋トレ)してもう少し逞しい体造りすべきだよ。。」と言われ続けてきました(>_<)ゞ
こういった他人からのアドバイスに感化されやすい僕は、”であれば筋トレで逞しい上半身をめざそうじゃないか!”とばかりに数年前から筋トレに打ち込みました。
当然筋トレは単純かつ辛い作業なので、よほど意志が強い方でなければ三日坊主で終わることも多く、平均並みの意志の強さのしかない僕は単独での筋トレは不可能と判断し、パーソナル・トレーナーをつけての二人三脚で週二回トレーニングを2年半ほど継続しました。
その結果は普通トレーニングは真っ先にダイエット目的に行うはずですが、僕の場合筋、トレーニングをすればするほど体重が増え、トレーニング開始前は60キロだった体重がトレーニング負荷が最大となった半年前には、なんと65キロにまで増加していたのです(゜◇゜)ガーン
今から数年前、決意を固めて始めた筋トレはあくまで見劣りしない上半身造りで、体重増加を目的とした訳ではありませんでした。。
勿論、このトレーニングのお陰で上半身もある程度は逞しくなったのですが、逞しくなったのは上半身だけでなく体全体が太くなり、僕は”この体型は自分が目指していたものとはちょっと違う!”と気づいたのです(・o・)
”筋トレ”はいわゆる”無酸素運動”ですが、どうやら”無酸素運動”ばかりやると筋肉が肥大し、体重が増加し続けるようです。
そして無配慮に”無酸素運動”ばかりしていると、肥大するのは筋肉のみならず、骨も太くなるし、骨・筋肉の上にある体脂肪も同様に増えるようで、その結果得られるのは、まるでプロレスラーのような、いわゆる”ガチムチ”体系です。。
何故なら筋トレ(”無酸素運動”)を一生懸命行っていると、当然トレーニング終了後、お腹がペコペコになり、ジムトレーナーからは「タンパク質をしっかり取ってください!」と言われるものだから、プロティン・ドリンク等をどんどん摂取しているうちに、体重がみるみる増加していったのです(>_<)
勿論、厳格な栄養管理をして皮下脂肪を増やさない努力をすれば、理想体型が得られるかもしれませんが、そうなると今度は食事管理をしてくれる栄養士さんを雇わねばなりません(・_・)
体重が普段より5キロも増加すると体は重たくなるし、その状態で洋服を着た姿を他人が見ると、体が逞しくなったというより、むしろ”太った”と認識されることのほうが多くなり、僕は筋トレ・オンリーは本末転倒の結果をもたらすと確信し、半年前からトレーニング方法を抜本的に見直しました。
そこで取り入れたのが”有酸素運動”の代名詞、”ランニング”でしたが、今度はこの”有酸素運動”を主体にトレーニングを行った半年後の現在、体重は元に戻りホッとしていますすが、この経験を通して僕が学んだのは、トレーニングは”有酸素運動”と”無酸素運動”をバランス良く行べきということでした。
そもそも日本人(アジア人)は上半身が華奢なのが特徴であり、それは必ずしも解決せねばならない大問題でもなく、むしろそのほうがフィギャー・スケートの羽生選手のように、”細マッチョ”と呼ばれる”スラッ”とた体型で、それもそれで美しいスタイルと言えるのではないでしょうか?!
皆さんもトレーニングを行うにあたっては、是非”有酸素運動”をより積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?!