我々には自分で知覚出来る顕在意識と自覚しない潜在意識があるようで、それらの関係はまるで海の上に浮かんだ氷山の様だと言われます。
つまり自分で感じる顕在意識が海上に頭を出している氷山部の1割だとすれば、自覚しない潜在的意識は水面下に潜る氷山の9割を占めている事になり、それが我々が自分たちの事を分かっていようでよく分かっていないと言われる所以でしょう。
そして顕在・潜在意識は我々が普段から暴露されるストレスとも深く関与しており、ここでは僕の実例を挙げて分かりやすく説明しようと思います。
僕は医師として人の健康に深く関わる仕事をしていますが、特に外科医療では身体に侵襲、すなわち怪我(外傷)を与えながら治療結果を得ようとするため、この仕事には常にリスクが伴い、そのプレッシャーで外科医は常に激しいストレスに見舞われることになります(>_<)
勿論、僕の場合は好きでやっているので毎日充実感・達成感を感じながら仕事をしていますが、実はこの外科診療に伴うプレッシャーが、まるでボディブローの如く僕の潜在意識に影響(ダメージ)を与えているようです(*_*)
というのも1ヶ月に20日間診療(手術)に追われ続けながら日々を過ごしていると、これといった原因なくチラチラと顔や首に吹き出物が現れ始めたりします(・o・)
ただ顕在(自覚)意識レベルではさして強いストレスを感じてる訳でもないので、”僕はもっと頑張れる!”自分を鼓舞しながらさらに仕事を続けますが、すると今度は寝つきが悪くなってきたりします。。(・O・;
こういった場合、その対処法として睡眠剤などの薬剤にすぐ頼るのは医師として僕は100%反対しているので、睡眠剤などは一切飲まずに眠ろうと努力を続けます。。
ところがこの仕事ペースを改善せずにひたすら仕事に邁進するとさらに不眠傾向は進行し、あるレベルに達した時点でふと”これは顕在(自己)意識では頑張れると思っても、潜在意識が耐えられずそれが身体症状として出現したのだ!と気づくことになります(゜◇゜)ガーン
そして今回の如く週末を利用した数日間の短期休暇を取ると、肌の吹き出物はあっという間に解消され、不眠症は嘘のように収まり、ぐうぐうと何時間でも寝れるようになるのです!(^o^)
つまり顕在(自己)意識ではまだまだ頑張れると思っていても、それを裏で支えている潜在意識にはある一定の許容範囲があるようで、それを超えると僕がしばしば経験するようなさまざまな身体症状が出現するのです。。
これは心身が”これ以上ストレスや過労は耐えられません(>_<)!”と顕在(自己)意識に危険信号を送っている訳で、我々はこの危険信号を察知して、早急にストレス緩和策を取るべきなのです。
そしてこの危険信号を無視して多大なストレスに暴露され続けると、ついに身体は破綻を来し、癌・心筋梗塞・脳卒中のような重大疾患を患う恐れが高くなるのです(×_×)
日本人は往々にして顕在(自己)意識を過信し、”まだまだ頑張れる!”と突っ走る傾向が強く、そうやって頑張ることこそが美徳と信じる傾向があるのではないでしょうか??
しかしその行為は我々の潜在意識が悲鳴を上げているにも関わらず、それを無視しし続けてることになり、それが上記のような取り返しのつかない重大疾病へと繋がりかねないので、皆様も今一度自分の奥深くに存在する潜在意識の声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?