先週末土曜日の仕事後空路札幌へ戻ろうとすると、台風の影響で飛行機が欠航していましたが、土曜夜7時に伊豆辺りに上陸した台風は都心部に雨風の影響を殆どもたらすことはなく、僕は”羽田空港もこの程度の雨風であれば飛行機は十分飛べただろう。。”と内心思いました。。

 

飛行機が決行したのは羽田空港の悪天候というよりも、台風の影響を受けるであろう地域との航空機のやりくりが滞った結果、飛ばせる機材が不足したりして欠航せざるを得なかったのでしょう(>_<)

 

ついでに僕は土曜日夜の成田空港国際便の発着状況を調べてみましたが、なんと国際線は台風上陸時間こそ離着陸は避けていましたが、それ以外の時間に遅延してはいたものの多くの便が運行していたようです(・o・)

 

欠航した土曜夜の便の振り替えに、僕は日曜日早朝の始発便で札幌に向かいましたが、さすがに前日多くの札幌行きが欠航したせいか、始発便にもかかわらず満席でした。。

 

千歳空港に到着し、札幌行きJR電車に乗車するため僕は空港内を早歩きで出口に向かうと、預け荷物受け取り場所近くの出口に誰よりも先に到着しましたが、なんとその出口には施錠中の札が掲げてあり、僕は当惑しました(>_<)

 

次々と他の乗客達も出口にやってきましたが、皆出口から出られず当惑し始め、そこにかなり年配のガードマンが通りかったのを見つけた乗客の1人が「早く出口を開けてください」と彼に伝えたところ、彼はおもむろにトランシーバーを取り出し、何やら連絡をし始めました。

 

僕は内心”あ〜、こんなところで時間を無駄にしてJR電車に乗り遅れたらどうしよう。。”と焦燥感に襲われましたが、セキュリティの厳しい空港内なので、解錠されるのを待つしかないとあきらめました(v_v)

 

すると40代くらいの1人の乗客男性が施錠されている出口を見て「出口が施錠されているってどいうこと?この航空会社はなにやってんの?」と独り言を言いながら、施錠されている扉を確認し始めました。

 

そして「僕はこんなところで時間潰してられないんんだよ!」と言い放ち、なんと自分で扉下のロックを解錠し、手で扉を押し開いて出て行ったのです(・O・;

 

僕も急いで彼に続いて出ましたが、彼は僕に「まったく○○航空のサービスはなっていないですよ。。」と話しかけ、僕は「ほんとそう思います。。」と答える間に、彼は急ぎ足で立ち去ってゆきました。

 

僕もせっかちなほうで、こういった状況にじっと待っているより、何か手立てを考え早急に解決しようとするタイプの人間ですが、セキュリティの厳しい空港内の出口扉を自分で解錠して出て行くという発想まではさすがに持てず、今回は空港職員が解錠するのを待つしかないとあきらめていました。

 

ところが自ら扉を解錠したこの男性のような機転の利く方に出会って、僕は”一本取られた”気がしたのと、僕も彼を見習って、今後物事にはさらに臨機応変に対応しようと決意しましたが、同時に僕は”空港セキュリティって大丈夫なの??”と内心不安を感じながら空港を離れました(^_^;

 

というのも、早朝の千歳空港のその航空会社の出口にはかなり年配のガードマンが1人いただけで、彼が出口解錠のノウハウも知らず右往左往している間に、機転の利く乗客の1人が自分で解錠し、難なく僕たちはそそくさと出て行くことに成功しました。。

 

しかし、もし早朝の千歳空港のセキュリティの甘さを知っている犯罪者がいたとすれば、空港外から今回のようにお客さん自ら解錠した出口を逆行して、セキュリティチェックなしに簡単に空港内部まで入り込めたはずだからです(×_×)

 

そしてもし次回そのような事態に遭遇したとすれば、僕は空港セキュリティに関してその航空会社に”一言もの申すべきだろう。。”と考えています(^_^;