日常診療で僕は様々な国々の人たちとコミュニケーションを図りますが、興味深いことに個人差はあるものの、明らかなその国特有の国民性が各々の人々に備わっていることを実感しています。
最近は中国からのお客様が激増していますが、彼女・彼らは同じ東洋人で見た目は殆ど日本人と変わりませんが、性格は明らかに異なります。
一般的に中国人たちは陽気で、特に美容外科医療に関心を示すクリニックの客様は超ポジティブ、自分に有益となる治療関は治療に伴うリスクなどをあまり気にせず積極的姿勢で治療を受け入れます。
そして彼女・彼らは治療後クリニックで殆ど休息もせず、日本滞在時間を少しでも有効に使おうとすぐにクリニックを去りその足ですぐにショッピングに行ったりするのです(・o・)
実際、美容外科治療はこういった前向き思考の性格の方との相性が良いと言われますが、それはお顔の治療後などは横になって休息するより、起立歩行する活動的な生活スタイルのほうが腫れが引きやすいことからも示されます(^_^;
一方、中国人に比較すると日本人は慎重な方々が多いようで、例えば治療前にネット検索等で相当悩んだあげく、なんとかクリニックにまで足を運ぶのが精一杯とのことで、クリニックに入らした際は緊張でガチガチとなっている方も少なくありません。
その度に僕は彼女・彼らに「クリニックにお越し頂いたからといって、治療を受ける必要はありません。カウンセリングだけで一向に構いませんからどうぞご安心下さい。」と伝えるとやっと安心した顔を示します(^^)
当クリニックは日本在住、もしくは香港・シンガポール在住の白色人種の方々も治療にいらっしゃいますが、彼女・彼らはちょうど日本人と中国人の中間的な性格をしていて、以前に治療を受けた方からの紹介等があれば、かなり積極的に治療を受けられます。
そして僕はさまざまな人種の外科治療を通して人体の皮膚裏側をのぞき込んでその解剖構造をくまなく観察しますが、その都度”人間は皮膚の色・性状こそ異なるけれど、それ以外はどんな人種も一緒なのだ〜”と痛感しています。。
話しを元に戻しますが、日本人が治療に極めて慎重・神経質なのには理由があり、それは脳内にあるセロトニンという神経伝達物質の働きが関わってるらしいのです。
セロトニンには精神安定作用がありますが、実は日本人は遺伝的にセロトニン・トランスポーターと呼ばれるセロトニンを運ぶタンパク質が他の人種より少ないため、物事を悲観的に捉える傾向が強いと言われています。
因みにセロトニン・トランスポーターは黒人、白人、アジア人の順位でその量が多く、その量が他人種に比べて少ないアジア人の中でも日本人が一番少ないようです。。
なので黒人たちがもし”その日暮らし”のような生活をしたとしても、”明日はなんとかなるさ!”といった楽観的思考を示す一方、日本人はたとえそれなりの暮らしをしていても、”将来が不安。。”といった悲観的思考を示すことが多いのです。
美容外科はどちらかというと楽観的思考を有する方々に向いている医療であり、悲観的思考を抱きやすい日本人にぴったりマッチした医療といえないのがこの医療を日本で行う難しさであり、逆にチャレンジしがいがあるとも言えます(^_^;)
”幸せホルモン”とも呼ばれるこのセロトニンですが、生活・食習慣を改めるとその量が増えるらしく、実際僕もスポーツ中心の健康的生活を継続すると、セロトニンが増加するのか特別な理由なく安心・幸せ感が得られるのを実感しています(^o^)
遺伝子上に組み込まれたセロトニン・トランスポーターの量が少ない日本人は、その事実を認識して普段からセロトニンが増える生活が必要不可欠ですから、次回はどうすればセロトニンが増えるのかこのブログで触れたいと思います☆