昨日はSNSの知られざるプライバシー侵入について少しだけ触れましたが、そもそもSNSとは何でしょうか?

 

SNSはソーシャル・ネットワーキング・サービスを表し、インターネット上で不特定多数の人々が交流するサイトで、日本人のなんと半数(5,000万人)が何らかのSNSを使用しているらしく、その影響力の凄さがよく分かります(・o・)

 

そしてSNSの中で代表的なものの一つがFacebookで、日本では約3,000万人、世界ではなんと20億人のユーザーがいるとのこと。。

 

Facebookには自分が書いた記事や写真を投稿し、それを知人などと共有して楽しみますが、ユーザーにとって最大メリットはこういったサービスを全て無料で受けられることでしょう(^^)

 

もっと分かりやすく言うと、かつては海外旅行に出かけて記念写真を撮影し、写真フィルムを日本に持ち帰ってそれを現像してから人々に見たものですが、今や写真はFacebookに投稿すればその瞬間から日本にいる家族や友人達がその閲覧出来ます。

 

このようにSNSを利用すれば、従来まで人々とのコミュニケーションで必要だった様々な手間暇が一気に省けるようになったので、SNSは世界的に流行したのでしょう(^-^)

 

また共通の趣味・傾向を持つ人々がSNS上にコミュニティ・サイトを立ち上げ、そこで交流しながら新たな友人を作ることも可能なようです。

 

それにしてもこんな便利なSNS(Facebook)を作ったのは、マーク・ザッカーバーグ氏という33歳の米国人の若者ですが、現在の彼の保有資産は日本円にしてなんと7兆5,260億円で、世界で5番目にお金持ちです(・o・)(・o・)

 

驚いたことに多くのFacebookユーザーがその収入源が何か分かっていないそうですが、マーク・ザッカーバーグ氏が稼いだこの気の遠くなるようなお金の約80%がFacebookに掲載された広告収入だそうです。

 

すなわちFacebookユーザーは無料でFacebookを使用する見返りに自分たちの個人情報を提供しますが、その個人情報をFacebookに広告記事を掲載する企業が利用するのです。

 

何故なら個人情報を得た上でSNSなどにターゲットを絞って広告宣伝するほうが、やみくもに広告するより遥かに効果的であるので、多くの企業がこぞってFacebookに広告宣伝掲載を依頼したため、Facebookは天文学的売り上げを得たのです。

 

このようにインターネットを活用した賢いビジネスモデルのお陰でSNSは大成功を収めましたが、それは良い意味でも悪い意味でも我々が自分たちのプライバシーを惜しげもなく提供しているからだということを認識しなければなりません(>_<)

 

逆に言うと我々の個人情報(プライバシー)にはFacebookが稼いだ資産分の貴重な価値があるともいえ、前回のブログで記載したように、ある時はプライバシーを侵害されるリスクも潜んでいるのです。。