随分前に僕は”医食同源”、すなわち口に入れたものが健康に直結するというテーマでブログを書きましたが、それは疑いのない事実なので、僕は自分が口に入れるものには常に注意を払っていますが、そんな中、食材で体に良いのか悪いのか今一つ釈然としないものの一つが牛乳で、牛乳に関しては賛否両論の意見があります。

 

ある時僕は”牛乳を飲むと病気になる”という題の本を読んだことがありますが、米国人が書いたその本によると牛乳はあくまで牛の赤ちゃんの飲み物であり異種性タンパク質なので人間が飲むべきではく、人間が飲むとアレルギー疾患をはじめ、さまざまな病気の原因となるというものでした。。

 

確かに東洋人の中には牛乳に含まれるラクトース(乳糖)を分解する酵素が欠損していて、牛乳を飲むと消化出来ず、お腹がゴロゴロして一切受けつけないという体質の方々がいるので、僕もその本を読んだときは”やっぱ牛乳は体に悪いのかぁ~~”と盲信し、それ以来牛乳飲用を一切止めました。

 

しかしその本を読んでから数年して僕は牛乳の味が無性に恋しくなり、ある時から牛乳を再び飲み始め、今では飲み物は水か牛乳という生活に舞い戻ってしまいました(>_<)

 

というのもカフェイン過敏症の僕はお茶・コーヒーなどを一切受けつけられないので、牛乳を飲まないと水意外に飲むものがないのです。。

 

そして就寝前に読書をしながら牛乳をゆっくりと飲んでいると、不思議とメンタルに落ち着いていつのまにか瞼が重たくなって眠りに落ちてゆきます。

 

そこで牛乳の鎮静効果を調べると、何と牛乳の分子構造は鎮静剤のそれとほぼ同様で、牛乳にはオーガニックな沈静効果が含まれていたのです(・o・)

 

(というか逆に鎮静剤は牛乳の鎮静効果を分析して、それに類似した分子構造を有する薬剤として開発されたのかもしれません。。)

 

 

今回のブログ題名を”同一基準の敷設が良くない”と書いたのは、我々日本人にはさまざまな体質(遺伝子)を有した人々が混在していて、上記の如く牛乳が体質に合わない人もいれば、僕のように牛乳を飲んでも不健康になるどころか、一切害を受けない体質の人もいるからです。

 

つまり何事も一つの基準のみを正しいと断定して盲信するのは極めて危険で、むしろある物事がある人に害毒であっても別の人には有益となるのがこの世の常なのです。。

 

現代はテレビというある意味大変優れた”洗脳ツール”が蔓延しているので、上記の如く同一基準が多くの人々に瞬時に浸透する危険な時代ですが、我々は多様性を有しているからこそ価値があり、決して一つの基準がすべてがまかり通るような単純な生き物ではないことを今一度再確認し、何が自分にとって有益か、大切かをしっかりと見極める必要がありそうです(^_^;