ハワイから帰国し早速診療に戻りましたが、いわゆる”引き寄せの法則”ではありませんが、僕は忙しい生活を自ら招いているとつくづく感じます(^_^;

 

普段からもう少し時間的に余裕ある生活すれば良いのに敢えて自分を追い込むようにし向け、例えば開業以来僕自身は昼食休みも取らず、一日中通しで働いています。。

 

というのも僕は何故か忙しいほうが生活に張りがあって体調が良く、逆に暇になると時間を持て余し、その結果メンタル的に不安感に襲われそうになるので、これはある種の自己防衛反応かもしれないと思っています。

 

本日の診療中、以前から舞台やテレビ・ドラマ等で活躍している男優さんがいらっしゃいましたが、しばらく見ないうちに明らかに痩せていたので「少しお痩せになりましたね!」と言うと「今舞台の真っ最中で、しっかり食べているのですがそれでも痩せてしまうんです」と答えました。

 

この俳優さんが演じる舞台は午後・夜の二部制らしく、それが何ヶ月も続き、常に多くの観客から熱い視線を向けら続けていれば、心身ともに疲労するのは当然で、その結果どんなに食べていても痩せてしまうほど過酷なのでしょう(・o・)

 

彼と治療中に雑談を続けていると、彼は数年前にアキレス腱断裂したらしく、実は僕も今から12年前、サッカー中にアキレス腱を切った経験があるのでその話題で盛り上がりました(^_^;

 

僕の場合確か木曜日夜に受傷し、その夜すぐに手術を受け週末を病院で過ごし、翌週月曜日から松葉杖をつきながらなんとか仕事に復帰した記憶があります(>_<)

 

ではこの俳優さんの場合どうだったのかを聞くと、舞台で演じる剣道練習中に受傷したらしいのですが、それはこれからロング・ランで開始する舞台のわずか1週間前だったとのこと(・o・)(・o・)

 

主演の彼が降板すれば、舞台自体がキャンセルとなり莫大な経済的損失を被ることになり、彼は整形外科医や舞台監督さんと相談した結果、やはり僕の場合と同様即座に手術を受け、なんとお客さんに公表することなしにギプスを巻いた足で一週間後、その舞台に立ったというのです(・0・)

 

俳優さんというと一般庶民の我々から見ればたいそう華やかで羨ましく思える仕事ですが、そこには人知れぬ苦労・努力があるのだと彼のエピソードを聞いてつくづく感じました。。