診療休憩時間中のネットサーフィンで僕は興味深い記事に遭遇しましたが、その米国CNNに掲載されていた内容は携帯などのカメラで自撮りをした際、鼻の大きさ(幅)が実際より30%も大きく映るというものでした(・o・)
そして米国形成外科医が中心になって行われたこの研究では、顔の整形に関心のある人は”自撮り写真”を見て整形を考えない方がいいとアドバイスしています。
さらにこの調査によると、ソーシャルメディア掲載のために自撮りした写真を見て整形しようと決めた人の割合が年々増えているとのことでした。
このニュースを読んで僕は、カメラに詳しい知人に「何故カメラで撮影すると顔の一部が実際より大きく映るのか?」と尋ねると、「それは携帯カメラなどは広角レンズを搭載していて、広角レンズは限られたサイズの平面内により広く映るレンズ構造をしているから」と教えてもらいました。
人間の眼球もカメラ・レンズと同様ですが、どうやら広角幅がカメラ・レンズより小さかったり、視覚情報は脳内補正されるので、鼻が実際より大きく見えることはないとのことでした。
美容医療業界にどっぷり浸かっている僕は鼻幅縮小手術をした方に遭遇することがありますが、確かにそのような方たちの自撮りSNS写真を見せてもらうとバランス良く映っています。
しかし実際にそのお顔を間近で拝見すると鼻幅が細過ぎてやや違和感を感じることがあり、上記記事を読んで”なるほど。。”と大変納得したのです。
過去の歴史を見る限り、中国のそれは日本よりも遥かに長く、僕は古くから残る中国の言い伝えについつい耳を傾けますが、その中で美容医療に関与する言い伝えに”鼻は顔の中心で一つしか存在しない器官で、メンタルと強く結びついているから安易に鼻の整形はすべきでない”というのがあります。
この言い伝えを逆から考察すると、”安易に鼻整形するとメンタルに影響を及ぼし、情緒不安に陥ったりするリスクがある”という意味でもあります。。
さらに中国では昔から、”鼻翼が膨らんだ、すなわち幅広い鼻のほうが幸があって金運も強い”とも言われていて、中国の方々には”鼻幅を小さくする鼻翼縮小手術などを行うと金運が逃げるので、もってのほか”と信じている人も少なくありません。
ところが中国でも今の20代を中心とした若者たち、すなわちSNSを当然の如く使いこなす若い女性たちが積極的に鼻整形を行うようになったのは、上記記事のSNS用自撮りに映った増大された鼻幅がその一因かもしれないと僕は推測するようなりました。
人相学的に見ても、鼻幅が余り細すぎると冷たくやや人間味を欠いた印象を与える気がするし、逆に鼻幅がある程度あるほうが愛嬌があって優しい感じがするものです。
もしご自分のお顔のバランスを冷静に判断したいのであれば、自撮りではなく鏡に映った顔をやや距離を置いた位置から観察すべきでしょう(^_^;)
そして美容整形に踏み切る際は、自撮りなどを見て衝動的に決めるのではなく、冷静な判断とともにあくまでも慎重に行うべきだと改めて考えさせられました。