随分前、僕は自分の右人差し指爪に出現した黒色線条(爪のホクロ)についてこのブログで記載した記憶がありますが、最近クリニックを訪れるお客様から指摘を受けたので今回またこの話題に触れることにしました(^_^;
下写真のように僕の右人差し指爪には黒い線条が入っていますが、これは爪に出来たホクロで写真をよく観察すると爪根本部分は色が薄く爪先に向かって黒色化しています。
その理由は”爪母”と呼ばれる爪根元にホクロ原因があって、爪が伸びるに従いメラニン色素が形成されるからでしょう。
この爪のホクロは今から10年近く前、知らぬ間にか出現しましたが予想以上に厄介です。
と言うのも、爪以外のホクロだとレーザー等を使って綺麗に除去出来ますが、爪のホクロはそう簡単には除去出来ないからです。。
勿論、爪奥にあるホクロの原因を根本的に除去すれば良いのでしょうが、そのためには爪を割って進入せざるを得ません。。
ですが爪根元は大変敏感なので、そこに麻酔注射を打つと激痛を伴うでしょうし、たとえ手術が成功しても、その後爪が割れて生えてくると、爪がもの掴むたびに引っかかるような不具合が生じる可能性もあります。。
なので簡単に除去できずに放置しているのですが、放置していれば放置していたで、クリニックを訪れるお客様達僕以上にこの症状を気にしているです(・o・)
例えばお客様が連れてくる幼児たちと僕が遊んでいると、すかさず子供たちは僕の右人差し指をじーっと観察して、不思議そうな顔をします。
また先日はカウンセリングにいらした女性のお客さんが、カウンセリング終了後、もう一度僕と話したいと言われ診察室に戻ると、彼女は「診療とは全く関係のない話ですが、先生の右指の爪が心配で。。」と告白しました。
僕は苦笑いしながら「あ〜、これは爪に出来たホクロなんです。。」と答えると、彼女は続けて「手足に出来るホクロは癌など悪性なものが多いと聞いたので」と。
僕は「確かに爪のホクロも悪性化することがありますが、僕の場合は大丈夫です」と答えると「であれば良かったです。。」と言われました。
またクリニック・スタッフも時折お客様から「先生の爪にホクロがあるのは、体のどこかに病気があるからでは?」といった僕の身を案じるコメントをもらっているようです。。
この症状について1度診察を受けた皮膚科の見解は、”いつの間にか消失することもあるのでしばらく様子を見るべき”だったので、それ以来5年ほど経過を見ていましたが、やはり症状はいっこうに良くなりません(×_×)
そこで僕は”爪黒色線条”というキーワードでネット検索すると、なんと兵庫県にある人口8万人弱の街で爪のホクロを外科的に除去するクリニックがあるのを見つけました(・o・)
このクリニックホームページには治療前後、いわゆるビフォー・アフター写真が掲載されており、治療後見事に症状は消え、僕が懸念している治療後の爪の先割れもありません!
爪のホクロは悪性化することも希で気にしなければ全く問題ありませんが、こういった外見的コンプレックスはもし解消可能であれば行いたいと思うのが僕を含めた一般の人々の心情だと改めて考えさせられます(^_^;)
”神戸にまで行かねばならないのか。。”と思うとやや億劫ですが、僕のクリニックはこれまで多くの方々に遠方からお越し頂いており、今度は僕が遠方に出かけていって自ら手術を受けてみたいという気持ちになっています(^o^)
