先日報道で106歳のフランス人男性が自転車レースから引退することが報道されていましたが、その年齢まで生きているだけで驚嘆すべきなのに、ずっと競技スポーツを継続しているこの男性の凄さに開いた口がふさがらないのほど驚きました(・o・)
医学・アンチエイジングの進歩と共に超高齢でも健康的生活が可能になり始めた現在、そもそも我が国のビジネスマンが60歳で定年退職するのは早すぎるような気がします。。
人間は仕事をしながら社会に必要とされていると元気で生きられると言われ、まだまだ元気な60歳で仕事を無理矢理辞めさせられると、定年退職が原因で健康を損ないかねません。。
勿論”定年退職制度”は日本が高度経済成長時代、若者の数が多く年配者がいつまでも仕事をしていると、若者の働き口がないので、若者たちに優先的に働き口を与える優れたシステムでした。
ところが現在、ご存じの通り深刻な少子高齢化時代を迎え、日本はここ数年慢性的な働き手不足に陥っており、その傾向は今後一層加速するでしょう(>_<)
このような人手不足の現在、やる気と能力が備わっている60代の創出が日本存続の鍵と言っても過言ではないでしょう。
30歳にして立つ(自立)、40歳にして惑わず(あれこれと迷わず)、そして50歳にして天命を知る、60歳にて耳従う(人の言葉が素直に聞けるようになる)、70にして心の浴する所に従って、矩を踰えず(思うままに振る舞っても道をはずれない)という孔子の有名な諺があります。
僕の場合、40代は開業からクリニックを安的軌道に定着させるため無我夢中で仕事に殆どの時間を費やし、あっという間にその10年が過ぎ去りました。。
そして50代となった現在、天命を知る(人間の知からを越えた運命をわきまえる)のは勿論、30~40代に出来なかったけれど、人生でやり残したくない語学やスポーツ習得を今更ながら開始しています。。(^_^;
若い頃と比べると語学習得は年齢による暗記力の低下によるものなのか、”何故こんなに憶えられないのだろう、、もっと若い頃にやっておけば良かった。。”と自分の若い頃の不努力を後悔しています(>_<)
それでも遅々としていますが少しは前進しており、全く希望がない訳でもないので今後も継続してゆこうと思っています(^_^;)
当たり前の話かも知れませんが、年齢を重ねるにつれ新しい物事を習得するのは難しくなりますから、もしこの記事を若い方がお読みであれば、是非とも限りある人生の時間を大切にしつつ、多くのことにチャレンジしながら有意義に過ごして頂きたいと思っています☆