皆さん”ファラフェル”という食材をご存じでしょうか??

 

”ファラフェル”はシリア、レバノン、イラクなどの中東で食べられる、”ひよこ豆”をすり潰したものにコリアンダーなどの香辛料を加えてミートボール状にしたものを油で揚げた下写真のような食べ物です。

僕が初めて”ファラフェル”を食べたのは2010年頃、友人を訪ねてオランダに行った際、アムステルダムの街角でファーストフードっぽいお店でファラフェル入りサンドイッチを注文した時です。

 

その当時僕は”ファラフェル”が何から出来ているのか知らず、多分豚肉か鶏肉から出来たミートボール入りサンドイッチだと疑わずに食べましたが、それが意外にも美味しく、思わず友人に「このミートボール入りサンドイッチ、とても美味しいね!」に告げました。

 

すると友人は「これは肉ではなく、”ファラフェル”と呼ばれる”ひよこ豆”から作ったミートボール状の食材です」と答え、僕はびっくりしました。

 

というのも過剰な肉食が消化器癌の誘引なのは紛れもない事実で、”アンチエイジング”を実践する僕としては、”ファラフェル”のようなベジタリアン食材を出来るだけ摂取しようと常日頃考えていたので、すぐに”これは良い!”とピンと来たのです。

 

早速”ファラフェル”の歴史を調べると、イスラエルが建国された当時、国外から移民が集中し、深刻な肉・タンパク質不足となり、その代用として植物性タンパク質が豊富な”ファラフェル”が食材として使われるようになったとのこと。

 

2010年のヨーロッパ旅行から戻った僕は、すぐに都心部で”ファラフェル”の食べられるお店を検索しましたが、残念ながら全く見つからず、つい最近まで”ファラフェル”のことはすっかり忘れていました。。

 

ところが昨年冬、通勤路途中の六本木一角に”ファラフェル”専門店が出来たことにたまたま気づき、早速”ファラフェルサンドイッチ”を食べました。

 

六本木のファラフェルは、7年前アムステルダムの街角で食べた以上に美味しく、早速僕はクリニック・スタッフにも”テイクアウト”しましたが、それを口にしたスタッフ達は異口同音で「美味しい!」の一言。

 

僕はそれからちょくちょくファラフェルを通勤途中に購入しましたが、驚いたことに毎回訪れる度にお客さんが増え、そのお店が出来てから1年近くが経過した現在、お客さんの注文待ち状態が続き、”ファラフェル”が六本木でブレイクしたのです(・o・)

 

その人気の秘密は、30代前半で元々ベジタリアンの店長さんがこのお店を自ら創業し、出す品々は全て注文が入ってから作るほどのこだわりを持っているからでしょう(^-^)

 

ファラフェルには”フムス”と呼ばれるマヨネーズに似たソースをかけますが、何とこれも”胡麻ペースト”から作られていて、このお店で出す食材はすべて植物性とのこと!

 

僕は完全なベジタリアンではありませんが、アンチエイジング目的にタンパク質は出来るだけ植物性食材から摂取する努力をしていますが、”ファラフェル”はまさにその目的を果たすドンピシャリの食材なのです(^o^)

 

困ったことにこのお店が大変混雑し始め、簡単には”ファラフェル”を購入出来なくなったのが”玉に瑕”ですが、このお店が商売繁盛するのは素晴らしく、一般人たちがこういった健康食材に関心を持ち始めたことも大変価値があるのではないでしょうか?!