一般のサラリーマンや勤務医にはあまり馴染みありませんが、開業医は一企業とみなされるため、様々な社会的制約・規則が課せられて、その代表的なものに税務調査があります。

 

税務調査とは税務署が企業・法人が法律で定められた税制に従って、きちんと納税しているか確認する作業です。

 

僕のクリニックは開業から5年後の2009年に続き、それから8年後の今年、開業以来2度目の税務調査が入りました。

 

税務調査はあくまで任意調査なので、税務署から調査日程の連絡が入り、そのやりとりで予定が決まり、実際の調査が行われます。

 

”税務調査は任意なので拒否可能なのだろうか?”と思い早速調べると、それは法的には可能なようです(^_^;)

 

ですがもし調査を拒否すると、拒否する理由、すなわち”脱税”を強く疑われ、税務署は強制調査に踏み切る可能性が高まります。。

 

強制調査は拒否不可能なので、やはり任意調査の申し出があった時点で、素直に承諾せざるを得ないのが実情とのことでした(・o・)

 

さて今回は、2人の調査官が2日間クリニックに張り付いて調査を行いましたが、1人は25歳の若者、もう1人は65歳のベテランで、その年の差はまるで親子のようでした。

 

どうやら”団塊の世代”(67~70歳)がすでに定年退職し、税務署内でも働き盛りの40~50代が、すっぽり抜けたこの”団塊の世代”の穴埋めに廻ってしまったようです。。

 

そのため税務署内に残された若手の税務署員と、定年退職間際、もしくはすでに定年退職し、その後数年再雇用されたような年配調査官のペアで調査をすることが多いとのこと(^_^;)

 

今回の税務調査は消費税支払い漏れなどいくつかの修正点はあったものの8年前と同様無難に終わり、僕のクリニックの適切納税が証明されました(^o^)

 

僕はこの二日間、診療の合間に税務調査に参加しながらこの二人の調査姿を観察していました(^_^;)

 

僕は彼らが税務資料を凝視しながら、電卓は全く見ずに片手のみの、いわゆる”ブラインド・タッチ”で物凄いスピードで数字をはじき出す様子を見て”さすがプロだなぁ〜。。”と感心しました(・0・)

 

調査官達が帰る直前、僕は「わずかな消費税支払い漏れ等、見逃さないのは凄いですね!」と伝えると、年配調査官は「それは先生が患者さんを観て、どんな治療が必要かすぐ分かるのと一緒ですかね」と笑いながら答えました(^_^;)

 

様々な分野でその道のプロたちが活躍してこそ、より洗練された社会が形成されるのだろうと、今回の税務調査間たちの仕事ぶりを見ながら感じました(^o^)