”団塊の世代”と呼ばれる、現在67歳〜69歳の戦後第一次ベビーブームに生まれた約800万人がすでに定年退職を迎え、数年前から日本は一時的に働き手不足に陥っています。。

 

特に大企業は”団塊の世代”がぽっかりと抜けた穴埋めにと、ここ数年大卒者を大量に入職させているのと、少子高齢化も相まって若者の働き手不足は深刻なようです(>_<)

 

先日僕のクリニックには米国在住日本人男性が訪れ、彼の年齢は70歳と日本ではすでに定年退職の年齢ですが、現在も現役でバリバリ仕事をされています(^○^)

 

彼は米国企業に勤務されているとのことですが、この男性の話によると、この会社に勤務する彼の先輩にはなんと86歳の方もいらっしゃるようです(・o・)

 

米国では企業が職員の高齢を理由に退職させるのは、”年齢差別禁止法”に抵触するため、原則的に定年退職制度がないのです。

 

つまり米国では、クリニックを訪れた男性やその先輩の如く本人のやる気と能力が続く限り、何歳になっても仕事を続けられる優れた雇用制度を導入しているのです。

 

今度は日本の知人の話ですが、彼は日本の名だたる大企業に永年勤続し、今年60歳で定年退職を迎えました。

 

彼は気力・体力ともにまだまだ充実しており、同企業での雇用延長を望みましたが、残念ながらその希望はかなえられず、彼はその代わりに地方都市での再雇用の機会を得て再就職しました。。

 

日本の定年退職制度を調べてみると、企業の80%は60歳・定年退職制度を導入しており、その後は上述の日本の知人の如く、再雇用制度を利用して65歳を上限とする再就職することが多いようです。

 

ですが米国企業に勤める70歳男性をカウンセリングしながら思ったのですが、人は気力・体力があるから働いているというよりむしろ、働いているからこそ70歳でも気力・体力が充実してといえるのではないでしょうか。

 

逆にいうと60歳になった途端、企業勤務の誰しもが一斉に退職させる定年退職制は、まだまだ元気なこの年齢層の気力・体力を奪う”よろしくない”制度ともいえます。。

 

勿論、高齢層がいつまでも働いていると若手の働き手がないとの見解もありますが、この見解は少子高齢化の到来、年齢差よる職種の違い、新職種の常に創出されているなど、必ずしも正しいとは言えません。

 

僕が専門とする”アンチエイジング”医療では、十分な睡眠、適切な食事・スポーツ習慣の維持が肝心ですが、それと同様に重要なのが生きがい(仕事・趣味)の維持です。

 

つまり好きな仕事を何歳になっても継続することは、健康・長生きを目指す”アンチエイジング”にとって、非常に重要な要素なのです(*_*)

 

今後我が国も米国のように定年退職制度が撤廃され、仕事をしたい人は何歳になっても働けるようになれば、この国はさらに良い国になるのではないでしょうか(^o^)