昔誰からか聞いたのですが、人生の転機には”道しるべ(方向性)”を与えてくれる先人(先輩)がいて、この”道しるべ”をつてに素直に進んで行けば、良い人生が展開するというのです(^_^)
 
逆に邪念にまみれていたり注意力散漫だと、どんなに良い”道しるべ”が提示されていてもそれに気づかず、人生が誤った方向に進む恐れがあるともいいます(・o・)
 
僕も今日に至るまでの経過を振り返ると、確かに幾人かの先人たちが転機となるタイミングで”道しるべ(方向性)”を与えてくれたような気がします。
 
特に外科医をライフワークにして以来”道しるべ(方向性)”を与えてくれる先輩たちは、僕にとって神に近い存在だと思っています。
 
何故なら人の健康や命を預かる医師はミスが許されず、その厳しい仕事の中で多くの経験を積んだ先輩たちから得るものは、この上ない価値があるからです。
 
そして最も卑近な”道しるべ(方向性)”を僕に与えてくれたのが下写真のPasquale医師です(^^)
 
Pasquale医師は、ハワイ・ホノルル市で30年近く開業医を営むベテラン形成外科医です。
 
彼は米国東海岸・フィラデルフィア大学医学部を卒業後、ニューヨーク大学医学部付属病院で形成外科トレーニングをした生え抜きの形成外科医です。
 
彼がニューヨークで行った6年以上にも及ぶ形成外科専門医トレーニングは、寝る暇もないほど過酷だったらしく、そのトレーニング終了後、彼は開業への新天地としてハワイを選択したのです。
 
僕は12年前に学会を通してPasquale医師と知り合いましたが、それ以降、時折彼のハワイのクリニックを訪れては形成外科研修をさせて頂いています(^^)
 
今回彼は、東アジアで行われる形成外科学会への参加途中に日本へ立ち寄り、僕が行う手術に対するアドバイスを頂いたのです。
 
僕より一廻り以上年上のPasquale医師は、そろそろ退職(リタイア)を考えているようですが、いざ手術となると眼の色が変わり、まさに現役バリバリ、米国外科医のパワーを改めて感じました(^_^;)
 
外科分野で先輩は絶対的な存在、正直先輩が黒と言えば白も黒と認めざるを得ない”しきたり”があり、先輩に忠誠を誓えば、先輩は僕のような手間のかかる後輩でもその面倒を最後までみてくれるのです(^。^)
 
Pasquale医師もひとたび外科医の仕事を離れ、プライベートな時間ともなると、僕に形成外科の”道しるべ”を与えてくれる”神的存在”から、冗談を言い合える”お兄さん的存在”に早変わりします(^_^;
 
患者さんと医師間に揺るぎない信頼関係が成立してこそ、良好な治療が行えると同様に、外科医は”道しるべ”を与えてくれる先輩と固い信頼関係があってこそ、より高いレベルに到達出来るのだとつくづく感じるこの頃です(^_^)
 
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