前回ブログに記載した如く開業医の情報源は予想以上に少なく孤立化しやすいのですが(v_v)、そんな僕の貴重な情報源の一つは帰宅後ポータブル・テレビでチラ見するニュース番組です(^_^;

 

ところが診療に追われる日は帰宅時間が8時近くなるとニュース番組はすでに終了しています(>_<)

 

ですが午後8時過ぎてもあきらめずにそのままNHKをつけていると、たまに興味深い番組が放送されていて思わず目が釘付けになることがあります(・o・)

 

先日その時間に認知症に関する番組が放映されていましたが、認知症はアルツハイマー型初老期認知症とも呼ばれ、今や日本の65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍と厚生労働省が発表しています(*_*)

 

認知症の症状はこの病気がかつて痴呆症(呆け)と呼ばれていたことから分かるように、記憶や認知力が劣化しさまざまな問題を引き起こします。。

 

(痴呆症という呼び方は差別的ニュアンスから最近は使われなくなっています)

 

認知症に罹ると記憶障害・妄想・徘徊などの問題が発症し、本人・その家族を含む周囲の人方々も大変な苦労やハンデを背負います。

 

さらに患者さんの治療・管理に必要な医療費も莫大で、これは日本の赤字財政に重くのしかかる逼迫した問題です。。

 

この番組では認知症に何故罹患するのか?その予防はどのようにすべきか?ととても興味深いテーマを扱っていました。

 

その内容を簡単にまとめると、普段我々は脳を使用すると脳内でアミロイドβという代謝物が産出されます。

 

この特殊タンパク質アミロイドβは脳神経細胞を破壊するため、この物質の脳内蓄積が認知症の原因であると証明されています。

 

アミロイドβは脳を使う限り誰にでも産出されますが、認知症の人たちはその排出機能が何らかの原因で滞り、アミロイドβが脳内に蓄積されているのです。

 

アミロイドβ排出は睡眠時に行われ、良質かつ十分な睡眠が取れている人と比較すると、質が悪く睡眠時間の少ない人のアミロイドβ排出量は1/5 とのこと(゜◇゜)ガーン

 

すなわち睡眠に問題のある方々は、そうではない人たちの5倍認知症になる確率が高いといわれています(O_O)

 

この事実は良質な睡眠をしっかりとることが、脳のアンチエイジングにいかに重要であるかを物語っています。

 

しかし中高年世代は僕もそうですが、若い頃と違って不眠症傾向となり、良質睡眠をとろうと早めにベッドに入ってもすぐに眠れるわけではありません。。

 

ではどうすれば良質な睡眠を確保出来るのでしょうか??

 

ふあふあなベッドと静かな環境??と真っ先に思うかもしれませんが、僕は睡眠環境よりもっと重要なことがあると思います。

 

それは日中をいかに充実して過ごすかにかかっている気がしてならないのです。

 

それはマハトマ・ガンジーが残した”明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。”という名言にも表現されています(^-^)

 

この名言の実行もそう簡単ではありませんが、そのような生き方を目指すことが良質な睡眠をもたらし、その結果脳認知症予防(脳アンチエイジング)に最も有効となるのではないでしょうか(^o^)