医学論文をまとめる際、その内容すべてが持論ではたとえ論文提出してもそれが受理(アクセプト)されることはまずないでしょう。。(^_^;
何故なら論文は科学的根拠に乏しい持論展開では信憑性に欠き、正しい見解とみなされないからです。
いきなり難しい話しになりましたが、要は論文執筆する際にまず最初にやるべきことは同分野での過去の実績を調べ、その内容を勉強することです。
そのためには同分野に関与する多くの論文を読破せねばならず、読破する論文収集をする必要があります。
僕が大学病院に勤務していた頃は、医学部付属図書館に出向くと比較的簡単に論文収集出来ましたが、開業医の現在近くに医学専門図書館はなく簡単に論文を集めることは出来ません(>_<)
そこでクリニックの休診日僕は自宅からさほど遠くはなく、港区に唯一存在する医科大学の慈恵医大・付属図書館まで出かけました(^^)
晴天の真夏のように暖かい日だったので短パン・Tシャツのラフな格好で自転車で出かけましたが、慈恵医大に到達する頃には汗びっしょりになっていました^_^;
慈恵医大・付属図書館は歴史ある慈恵医大の正門から入って直ぐの場所にありますが、一瞬僕は”医学部付属図書館に行くのにこんな格好で大丈夫かなぁ?”と思いました。。
ですが自分の過去を振り返ってみても学生時代はいつもこんな格好で医大や図書館をうろついていたので、多分大丈夫だろうと高を括りました(^_^)
そして大学正門を通り抜けるとすぐにガードマンさんが僕に「何か用事でしょうか?」と尋ねるので僕は「図書館に用事があります」と言いました。
するとこのガードマンさん、僕をじろじろ観察しながら「学生さん?もしくは病院関係者ですか?」と聞くので、僕は正直に「いいえそのどちらでもありませんが医療関係者です」と続けました。
すると彼は「大変申し訳ありませんが、図書館は慈恵医大関係者のみしか使用できません」と僕の入館を拒んだのです(>_<)
僕は「あ〜、そうなんですか。。」と言いながら大学正門から自転車まで引き返しつつも、内心”昔は誰でも利用出来たはずなのに。。”と納得がゆきませんでした。。
”慈恵医大がだめならどこだろう?あとは慶応大学医学部付属図書館か。。”と僕は真夏のような気温の中、慶応大学医学部まで再度自転車をこぎ始めようと思いましたが、”いや待てよ。。”と立ち止まりました。
そして僕は”ガードマンさんがダメと言っても図書館員に直接聞いたら入館させてくれるのでは?”と直感が働き、携帯電話で慈恵医大付属図書館に電話したのです。
すると図書館員は二つ返事で、”医療関係者であれば使用可能”と僕の入館を許可してくれたのです!
多分ガードマンさんは、大学内をうろつくには短パン・Tシャツとあまりにもラフな格好をしている僕を見て不審に思ったのでしょう(×_×)
やっぱり何事も簡単にあきらめるべきではないと僕は自画自賛しながら医学部図書館で文献検索を始めた途端、大学院生時代の記憶がよみがえり、しばらくその懐かしさに浸りました。
僕が今回論文執筆を試みているテーマは中・下顔面の弛み(下垂)治療ですが、過去の論文を収集すると米国やヨーロッパの形成・美容外科医たちが同様のテーマで下写真の如く、数々の優れた執筆していることが分かりました(^-^)
ただ日本や東洋からこの分野での発表論文は少なく、僕は日本(アジア)人の中・下顔面の弛み(下垂)治療は白人達のそれとは異なるため、執筆する価値は高いと確信しました(^o^)
これから論文執筆は長い道のりになりますが、今回最初拒絶された図書館へもあきらめなければ入館出来たように、粘り強く完成に向けて作業を継続してゆこうと思います(^_^;)
