ある休日の午前中、僕はジムを終えた後ジムに併設されたカフェテリアで軽食を食べていました(^^)

 

カフェテリアには数人のお客さんがいて、僕以外は全て外国人達でした。

 

その中の1人はインテリ風の若い白人ビジネスマンで、新聞を読みながら静かに朝食をとっていました。

 

別の若者白人男性はパソコンにイヤホンを繋ぎ、周囲に我関せずの感じでパソコンを見てニコニコしながら食事していました(^_^;

 

そして最後の一組は3歳くらいの幼児(女の子)を連れた40代くらいの白人男性でした。

 

この白人のお父さん、さぞかし娘さんが可愛いとみえて、朝から娘をあやしながら食事をしていましたが、時折娘が喜び余ってギャーギャーと大きな笑い声を上げていました。

 

僕は幼児の甲高い声もさして気にせず1人黙々とサラダなどを食べていましたが、突然インテリ風ビジネスマンがこのお父さんに物申したのです(・o・)

 

彼はお父さんに「すみません、、ここは公共の場です。子供をもう少し静かにさせていただけますでしょうか?」と。。

 

するとこのお父さん、この指摘に”カチン”と来たのか「静かにしろってどういうこと??ここは子供連れでも問題ないしそんなに騒いではいませんよ!」と言い返したのです。。

 

僕は動揺しながら周囲を見渡すと、もう一人の白人男性はイヤフォンで耳を塞いでいるので、このやりとりに気づかず相変わらずニコニコしながらパソコンを見ています(^_^;

 

するとインテリ風ビジネスマンがさらに「もう少しだけ静かにして頂きたいと言ってるだけです。。」続けると、お父さんは「娘と私がそんなことを言われる筋合いはない、私と一緒にカフェテリア・マネージャーの所へ行って話しましょう」と食い下がりました(>_<)

 

するとインテリ風ビジネスマンは「そんなに大袈裟なことではなく、周囲に敬意を払ってもう少し静粛にして頂きたいだけです」と言いました。

 

するとこのお父さん、今度は僕に「あなたはうるさいとは思っていませんよね?!」と確認を求めてきたのです(>_<)

 

こういう場面ではっきり返答できないのが僕、もしくは一般的日本人の悪い癖だと思いますが、僕は「いや〜。。」みたいな感じで照れ笑いをしながらその場をやり過ごしました(^_^;)

 

するとこのお父さんこの一件がよほど”かん”に障ったらしく、その後も続けてこのインテリ風ビジネスマンに「あなたは子供がいるのか?子供の気持ちが分かるのか?」とか「あなたはドイツ人なんだろ?!」などと、この一件と全く関係ない人種的発言までし始めたのです…>_<…

 

するとインテリ風ビジネスマンは、これ以上話しても無駄だという呆れた顔をしながら席をすっと立ちその場を離れました(v_v)

 

何となく後味の悪い朝食になりましたが、僕は”一体どちらが正しかったのだろう?”と振り替えりました。。

 

僕の見解は娘さん連れのお父さんがやや大人げなく、インテリ風ビジネスマンの言ったことが正論だと感じました。。(^_^;)

 

それ以後僕は何度かこのカフェテリアを訪れましたが、インテリ風ビジネスマンの姿は一切見かけなくなりました。。

 

ところがある時、あの娘連れのお父さんにこのカフェテリアで遭遇したのです(・o・)

 

すると以前と違いこの娘はすっかり大人しくなっていて、僕はあのインテリ風ビジネスマンの一言がお父さんの娘の躾けに影響を及ぼしたのだろうと思いました。

 

ああいった場面で我々日本人は敢えて物申したりせず、我慢しながらその場をやり過ごすことが一般的ではないでしょうか。。(^_^;

 

しかしインテリ風ビジネスマンが「もう少し周囲に敬意を払ってください!」と言い放ったのは勇気と価値ある言動で、我々”シャイ”な日本人も見習うべきではと思いました。